1月16日、tvN新時代劇『魅惑の人』(Netflixで配信予定)の制作発表会が行われ、チョ・ジョンソク、シン・セギョン、イ・シンヨン、パク・イェヨン、チャン・ヨンナムら主演キャストと、脚本家のキム・ソンドクが出席した。
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同作は、高い地位にいても気持ちは卑賤な王イ・イン(演者チョ・ジョンソク)と、彼に復讐するために“細作(=スパイ)”になった女性カン・ヒス(演者シン・セギョン)の残酷な運命を描いたドラマだ。
国王イ・イン役を務めるチョ・ジョンソクは、「国と民を自分の命よりも大切にする人物だ。そのためなら何でも犠牲になる勇気がある。王座に着くしかない宿命を持って生まれた」と、キャラクターを説明した。
初の王様役という彼は「非常に良い」と言う。
「人が急に変わればいけないと言われるが、撮影しながらも笑い話で『身分が急変しすぎて戸惑うけど良い』と話した。映画『観相師-かんそうし-』の時は、序盤にほぼ裸で登場したので、その時を思い出した。こうやって演技できるのが光栄だ。だからもっと記憶に残る作品になると思う」
シン・セギョンは劇中、囲碁に天才的な才能を持つ女性カン・ヒスと、男装したカン・モンウ役を演じる。「ヒスは朝鮮時代に囲碁ができない女性なので、男装をする。望みがあれば成し遂げてしまう人物で、イ・インと恋に落ちることで危うい状況におかれる」と説明した。
そして「実は囲碁のルールが分からず、学ぼうとも思ったけど、思ったより複雑で深かった。だから画面に映る時にぎこちない程度に地道に練習しながら準備した。また、男装はとても楽しい経験だった。色々と満足のいく撮影だった」と振り返った。
劇中、シン・セギョンとロマンスを演じるチョ・ジョンソク。「僕はシン・セギョンさんと共演したいと口癖のように言っていた人だ」と明かす彼は、「今回共演すると聞いてとても嬉しかったが、撮影してみると言わずもがな、息もぴったりだった。実は劇中の人物同士としてのコンビネーションも大事だが、(カメラの外での)人間としての呼吸も大事だと思う。そういう部分が、演技にもにじみ出ると思うからだ。そういう部分でもとても良かったと思う」と自信を示した。
『魅惑の人』の見どころについて、シン・セギョンは「吹き荒れる展開に集中すれば、楽しくご覧になれるはずだ」とコメント。
チョ・ジョンソクは「劇中、本当に多くの人物が出てくる。その人物たちの望むものがクモの巣のように絡まっている関係性が際立つ作品だ。そこを注意深くご覧いただけると面白いと思う」と付け加えた。
『魅惑の人』は、1月21日に第1・2話連続特別放送。Netflixでも配信される。
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