韓国の国民的女優だった故チェ・ジンシルさんと、元読売ジャイアンツ投手の故チョ・ソンミンさんの娘であるチェ・ジュンヒ。
偉大な両親を持ちながらも、私生活ではトラブルも少なくなかった。だが最近では約50kgものダイエットに成功し、大きな話題となった。
そんな彼女が今回、ファッション誌『bnt』に登場し、カメラの前で才能を思う存分発揮した。シックからカジュアル、モノクロからカラフルまで、さまざまな衣装に身を包み、多彩な姿を見せている。
撮影後に行われたインタビューでは、ポジティブな心構えやダイエットの秘訣などを語っている
母と同じ道に進まないワケ
痩せて変わったことを尋ねると、「少し苦いが、まず他人の態度が大きく変わった。そして自分で感心している。私はやり遂げたんだなって感じ(笑)。(ダイエット)方法もたくさん聞かれるが、知らない人はいないような方法。少なく食べてたくさん動く。そして自分で言い訳を作って合理化しないようにした。ダイエットは食事が8、運動が2だと思う。買い食いを完全にやめた」と明かした。
チェ・ジュンヒは主に、SNSとユーチューブで活動している。ファンとの交流も活発のため、記憶に残っているメッセージがあるかと尋ねると、「ある。インスタグラムのDMが来たのだが、弟が全身性エリテマトーデスの闘病中で、私を見てたくさん力をもらった、本当に感謝しているという内容だった。私を見て勇気を得ている人たちいるので、もっと明るく生きてほしいというメッセージを送った。本当に感動した。もともとは露出のある服が好きだが、私も全身性エリテマトーデスの闘病後に、体の傷のせいであまり着られなかった。それでも堂々と運動してダイエットして、ボディプロフィールも撮った。知らない間に及ぼしていた影響は善良だと思う」と笑顔を見せた。
そして闘病時に大変だったことについては、「本当に大変だった。外来診療をすべて精神科にするほど、精神的な苦痛が大きかった。今回の人生は終わったと思うほどだった。合併症も本当に多かった」と当時の心境を吐露した。
そしてやはり、チェ・ジュンヒを語る上で、国民的女優の母、故チェ・ジンシルさんの存在は欠かせない。偉大な人物の2世ということで多くの関心が寄せられ、大変だったことはないかと尋ねると、「関心を多く受けて大変なことはないが、時間が経つにつれて母が忘れられていくのがとても大変だ。母が忘れられるのは当然のこと。芸能界も世代交代され、母を覚えている世代も年齢を重ねるから仕方がない。“私が好きなインフルエンサーのママを調べてみるとチェ・ジンシルだった”と思われるように、熱心に活動しなければならない」と答えた。
また、芸能界デビューについては、「兄と話した。私たちがもし役者としてデビューしたならば、ライバルは他の俳優ではなく母だと。母を超えるほどの演技力がなければ、デビューしないようにしようと話した」と笑った。
そんなチェ・ジュンヒの最終目標を問うと、「目標を立てると、そのプレッシャーに少し苦しんでしまうタイプだ。ただ、毎日ささやかに幸せを求めて生きていきたい」と答えた。
(記事提供=OSEN)
◇チェ・ジュンヒ プロフィール
2003年3月1日生まれ。母は韓国の国民的女優だったチェ・ジンシルさんで、父は読売ジャイアンツでもプレーしたプロ野球選手チョ・ソンミンさん。両親は2000年に結婚したが、2004年に離婚。その後、母チェ・ジンシルさんは2008年に、父チョ・ソンミンさんは2013年に突然この世を去っている。2022年2月にY-BLOOMエンターテインメントと専属契約を結び、母親と同じく女優として活動するとされたが、同年5月に契約解除となった。
■妻はトップ女優…元巨人の“悲運の韓国人投手”チョ・ソンミンとは
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