俳優のソン・ジェホさんがこの世を去って3年が経った。
ソン・ジェホさんは長きにわたる闘病生活の末、2020年11月7日午後、持病で亡くなった。享年83歳。
ソン・ジェホさんは北朝鮮の首都・平壌が位置する平安南道(ピョンアンナムド)出身で、1959年にKBS釜山(プサン)放送総局の声優としてデビューした。その後、1964年に映画『学士酒店』で俳優としての第一歩を踏み出した。
そして1968年にKBS特別採用タレントに選ばれて以降は、200本以上の映像作品に出演するなど、活発な俳優活動を繰り広げた。ドラマ『王と妃』(98)、『商道 ‐サンド‐』(01)、『拝啓、ご両親様』(04)、映画『殺人の追憶』『二重スパイ』(03)、『約束』(06)、『TSUNAMI -ツナミ-』(09)などに出演している。
この世を去る直前も映画『自転車王オム・ボクドン』『嫉妬の歴史』(19)に出演するなど、健康状態が優れないなかで活動を継続するほど演技への情熱を見せた。長い役者生活で様々なから役を演じてきた彼は“国民の父親”と呼ばれ、多くの人に愛された。
彼の3周忌に、ネット上では「良い演技をありがとうございました」「良い場所で楽にいらっしゃるように」「小さな巨人、故人の冥福を祈ります」「大韓民国の父親、隣人のおじさんに会いたいです」など、追慕の声が相次いでいる。
(記事提供=OSEN)
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