『不滅の恋人』に登場する3人の国王は、史実でどんな特徴を持っていたのか

2019年12月22日 テレビ #韓流時代劇

BSテレ東で放送されていた韓国時代劇『オクニョ 運命の女(ひと)』が12月9日に最終回を迎え、NHKの『不滅の恋人』も本日(12月22日)の放送で、残り1話となる。

どちらの作品も女優チン・セヨンがヒロインを務めているという共通点があるが、その時代背景も大きくくくれば朝鮮王朝時代と共通している。

そのチン・セヨンが現在、韓国で新たなに主演しているドラマ『揀択(カンテク):女たちの戦い』(原題)も、時代背景は朝鮮王朝時代だ。

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そもそも韓国時代劇の舞台となる時代は、ほとんどが朝鮮王朝時代といえる。『宮廷女官チャングムの誓い』をはじめ、『トンイ』『ホジュン-宮廷医官への道』『王女の男』『トキメキ☆成均館スキャンダル』『根の深い木-世宗大王の誓い-』と枚挙に暇がない。

そんな韓国時代劇に必ずといっていいほど登場するのが、国王だろう。特に『不滅の恋人』は、王位の略奪がひとつのテーマになっているため、王の史実を知っていればさらに視聴が楽しみになるはずだ。

(画像=『不滅の恋人』公式サイト)

『不滅の恋人』の上王は最も早く死んだ王

例えば『不滅の恋人』で「上王(サンワン)」と呼ばれている端宗(タンジョン)だ。

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