麻薬で物議をかもしたJYJ出身のパク・ユチョンの弁護士が、BIGBANG・G-DRAGONの疑惑について語った。
10月31日、韓国JTBCとのインタビューを通じて、パク・ユチョンの麻薬事件を担当したクォン・チャンボム弁護士がG-DRAGONの麻薬疑惑について自らの考えを明らかにした。
パク・ユチョンの麻薬事件は、2019年のこと。恋人である財閥3世のファン・ハナの麻薬投薬の状況が捕捉されたことで、パク・ユチョンにも疑惑が浮上した。
するとパク・ユチョンは記者会見を開き、「僕は絶対に麻薬をやっていない」と涙のなかで潔白を主張。しかし検査の結果、麻薬の陽性反応が出て衝撃を与えた。
現在、何度も「麻薬を投薬した事実はない」と容疑を否認しているG-DRAGONと状況が似ているかもしれない。G-DRAGONは自ら警察に出頭すると日付(11月6日)まで指定しており、捜査に積極的な様子だ。
もしかしたら潔白ではないかとの見方も出ている。
しかしクォン・チャンボム弁護士は「普通、芸能人は最初に否認する。警察が被疑者として立件するということは、ただごとではない。関連者の陳述、またはCCTV映像資料を確保しているはず」と述べた。
続けて彼は「投薬期間などを把握するための身体押収捜索の場合、検証令状を発行して執行しなければならないので、この部門を除いた残りの状況証拠を確保していると見るべきではないかと思う」と伝えた。
G-DRAGON側が否定したことでデマと明らかになったが、憲法裁判所・裁判官出身の弁護士を選任しているとの話もあった。それについては「麻薬事件は検査の結果がどう出るかに従って変わってくる。もし共犯者がいる場合、共犯者の一貫した陳述に従う。誰を弁護士として使ったかによって変わることは何もない」と、自身の考えを話した。
G-DRAGONは2011年に大麻吸引の容疑で捜査当局の調査を受け、起訴猶予処分となったことがある。犯罪の事実はあったと判断されるが、再発防止を約束したので裁判にかけられなかったということだ。
もし今回の麻薬容疑が事実となった場合、影響はあるのか。クォン・チャンボム弁護士は「起訴猶予処分は処罰を受けた前歴ではない。それによって加重処罰を受けることはないだろう」と説明した。
先立って10月25日、仁川(インチョン)警察庁・麻薬捜査係が麻薬類管理に関する法律違反の疑いでG-DRAGONを立件したと明らかにした。G-DRAGONは一貫して容疑を否認している。
◇パク・ユチョン プロフィール
1986年6月4日生まれ。小学校高学年からデビュー前までアメリカで生活。2004年に東方神起のメンバーとしてデビュー。グループ脱退後、ジュンス、ジェジュンとともにJYJを結成。歌手として活躍する一方で、ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』『ミス・リプリー』『屋根部屋のプリンス』などを通じて俳優としても高く評価された。2019年、麻薬を使用した容疑で懲役10カ月、執行猶予2年の判決を受けた。
◇G-DRAGON プロフィール
1988年8月18日生まれ。本名クォン・ジヨン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビュー。BIGBANGのリーダーで、グループ内ではラッパーを担当している。作詞・作曲、そしてプロデュースのスキルにも定評があり、数多くの楽曲をヒットさせた。2019年10月に除隊。2022年4月に『Still Life』を発表して約4年ぶりにカムバック。2023年6月にYGエンターテインメントとの契約が終了した。
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