全身タトゥーを「今思えばバカみたいだった」と後悔し、除去を続けていたナナが、ついにすべてのタトゥーを消し終えた。
10月2日、ナナは自身のインスタグラムに写真を載せず、文章だけを投稿した。
投稿文でナナは「清らかな体で戻ってきた。痛みを乗り越えてしっかりと成長した姿となり、過去の痛みもまた思い出になった」と心境を伝えた。
また、「当時の自分の心を文章にしてみた。欠点や痛みを正直に表現し、認め、受け入れることで私は克服した」と述べた。
一方で、「唯一意味を込めたタトゥーだけを私の体に残した」とし、「1968、私が最も尊敬する存在」と書いた。ナナはただ一つ、足に刻んだ「1968」という数字のタトゥーを残した。これは、彼女が最も尊敬する母親の生まれ年を刻んだものだ。
全身タトゥーの除去を終えたナナは、「誰もが共感できる歌を作りたい。誰にでも痛みはあるはず。その痛みは乗り越えられる。誰かに希望のメッセージを届けたい。どうか幸せでいてほしい」と結んだ。
ナナは2022年、映画『告白、あるいは完璧な弁護』の制作発表会で、“全身タトゥー姿”で登場し、大きな注目を集めた。その大胆なビジュアルは、単なるファッションではなく、彼女が抱えていた深い心の痛みや感情の表出だった。
しかし2023年から、少しずつタトゥーを消し始めた。その理由について、彼女は「母が“きれいな体に戻ったあなたをもう一度見たい”と言ってくれた。その言葉で、すべてのタトゥーを消そうと決心した。今思えばバカみたいだった」と語った。
今年1月には、自身のYouTubeチャンネルを通じて、「タトゥーを何回消しましたか?」という質問に、「半分に分けて30回以上消したと思う。今もまだ消している。あと何回残っているか分からない」と包み隠さず率直に明かした。
また、「(除去施術は)痛い。タトゥーを入れるより消すほうがずっと痛い。慎重に決めることをお勧めする」とアドバイスしたりした。
ついに全身タトゥーの除去を終えたナナ。これからの活躍に期待が寄せられている。
◇ナナ プロフィール
1991年9月14日生まれ。韓国・忠清北道出身。身長171cm。2009年にAFTERSCHOOLのメンバーとしてデビュー。もともと美貌に定評があったが、2014年の「世界で最も美しい顔100人」で1位になったことをきっかけに韓国を代表する“美女スター”となった。2016年にドラマ『グッドワイフ~彼女の決断~』で女優としての才能を開花させ、以降は主演級女優として活躍中。2025年9月14日、1stアルバム『Seventh Heaven 16』でソロデビューした。
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