元フェンシング韓国代表で、“美女剣士”と呼ばれたナム・ヒョニ（42）が再婚する15歳年下の“財閥3世”チョン・チョンジョ（27）を早くからフェンシング界の関係者に紹介していたことが確認された。
チョン・チョンジョに会った関係者の大半は、彼を“女性”だと思っているという主張も提起された。
このような一部の報道と主張、オンライン上の議論に対してチョン・チャンジョ本人は「事実と違う。法的に対応をする」という強硬な立場を明らかにしている。
フェンシング関係者は10月25日、本サイト提携メディア『OSEN』に「今年3月、釜山（プサン）で大会があった。ナム・ヒョンヒが（チョン・チョンジョを）連れてきて関係者たちに紹介した」と伝えた。
続いて「（チョン・チョンジョを紹介されたとき）屈指の大企業オーナーの婚外子のように聞いた。フェンシング界の大規模なスポンサーになるという話も交わされたが、実現しなかったと聞いている」と話した。同時にチョン・チョンジョの財力と関連しては「その時も警護員たちを帯同した」と振り返った。
また、「（チョン・チョンジョを実際に見ると）絶対に男だとは考えられない」と主張し、「骨格のような部分から一目で女性として認知され、ほとんどの人が（チョン・チョンジョを）男だとは思わなかった」と述べた。
現在、チョン・チョンジョには一部からアメリカ出身ではなく江華島（カンファド）出身で、性別も男性ではなく女性、妊娠や出産の経験があると主張する声が出ている。
取材に応じたフェンシング関係者の話も、女性のような骨格に見えたという主観的な立場に過ぎないうえに、「ナム・ヒョンヒがたった一度だけ会って結婚しようと決心したわけでもないのに、相手が女性であるはずがない」という反論も多い。
しかし、この部分は他の疑惑と関係なく、当事者であるチョン・チョンジョが自分の立場を積極的に釈明すれば、すぐに整理されるものと見られる。
先立ってナム・ヒョンヒは去る8月、「私と娘に“真実の盲目的な愛”をくれる人ができた。残りの自分の人生において、一生を共にする人」と熱愛の事実を明らかにし、2カ月後の10月23日、とあるメディアとのインタビューを通じて来年1月に再婚すると発表した。
インタビューでチョン・チョンジョは、自分自身を財閥3世、アメリカ生まれ、長らくアメリカで過ごして乗馬を専攻し、多くの大会で優勝するなど乗馬選手として活躍したが、深刻な傷を負って19歳で引退したと紹介。その後、国内外を行き来しながら芸術・体育教育事業、IT事業を行っているという。
しかし再婚発表後、各種オンラインではチョン・チョンジョの正体、過去の行跡などに関する噂が広がった。これと関連してナム・ヒョンヒは「最近報道された記事を通じて、嘘、または悪意があったり虚偽の内容を盛り込んだりした掲示文などにより、虚偽事実が流布される場合、強力に対応していく予定」と声を上げた。
チョン・チョンジョもやはり10月24日、自身のSNSを通じて「ナム・ヒョンヒ監督と共に報道された人」とし、「私という人間に対する話や悪意があったり虚偽内容を盛り込んだりした掲示文などにより、虚偽事実が流布される場合、強力に対応していく予定」と明らかにした。続いて「記者の方々は、気になる点は直接私にメッセージを送ってくださればありがたい。記事もまた、確認されていない部分についてはご遠慮ください」と頼んだ。
だが、これまで流れていた噂にとどまらず、韓国メディア『ディスパッチ』は10月25日、チョン・チョンジョに対して「財閥会長の婚外子でも、乗馬選手出身でも、男でもない女」とし、7件の詐欺を働いたと報じて波紋が広がった。
チョン・チョンジョはこれと関連してあるインタビューを通じて、「“詐欺師だ”、“男ではなく女だ”といったコメントを見た。当然予想していたことだ。私は大丈夫。時間が経てばすべて知ることになるので気にしない。事業的な理由もあり、関係する人が多くて慎重なのは事実だが、結婚前の12月末には知らせる計画」と伝えた。
彼が自分に対するデマについて、自ら口を開くか注目される。
（記事提供＝OSEN）
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