映画『パラサイト 半地下の家族』などで知られる大物俳優イ・ソンギュンに違法薬物報道が出たなか、主演ドラマからの降板が決まった。
【全文】麻薬疑惑の“韓国トップスターL氏”、イ・ソンギュンだった
10月23日、韓国メディア『イルガンスポーツ』によると、STUDIO X+UとTWIN FLIMが共同制作する新ドラマ『ノー・ウェイ・アウト』(原題)は現在、イ・ソンギュンの降板は不可避という意見により調整中だという。また、イ・ソンギュンの代わりとなる俳優についてなども議論し、予定されていた撮影も延期になった。
なお『ノー・ウェイ・アウト』は、希代の凶悪犯が出所し、200億ウォン(約20億円)の懸賞金をかけた「公開請負殺人」が繰り広げられるなか、殺そうとする者と生き残ろうとする者の対決を描いたミステリースリラー作品だ。本作でイ・ソンギュンは、希代の殺人犯から市民を守る、正義感あふれる警察ペク・ジュンシク役を演じる予定だった。対する凶悪犯はユ・ジェミョンがキャスティングされている。
先立って20日、警察はイ・ソンギュンを含む8人に対して、違法薬物使用疑惑で内偵捜査が行われていると報じられた。
◇イ・ソンギュン プロフィール
1975年3月2日生まれ。2001年、MBCのシチュエーションコメディー『恋人たち』(原題)でデビュー。2007年のドラマ『白い巨塔』韓国版で正義感の強い“チェ・ドンヨン(日本の里見脩二)役”を演じてブレイクし、『コーヒープリンス1号店』『パスタ~恋が出来るまで~』『ゴールデンタイム』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』と数多くの人気ドラマに出演した。映画『僕の妻のすべて』『最後まで行く』『パラサイト 半地下の家族』などでも高い演技力を発揮。プライベートでは2009年5月に女優チョン・ヘジンと結婚しており、同年11月に長男が、2011年8月に次男が産まれている。
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