ドラマ『田園日記』（1980）などで愛された俳優パク・ウンス（75）が、クレジットカードの不正使用で警察の取り調べを受けたことが分かった。
10月6日、本サイト提携メディア『OSEN』の取材によると、パク・ウンスは最近、京畿道（キョンギド）のある警察署で紛失クレジットカード使用事件に関して取り調べを受けたという。
このような行為は占有離脱物横領罪、紛失または盗難された他人のクレジットカードを使用する際には与信専門金融業法第70条第1項が規定するクレジットカード不正使用罪となる。また、これをカード加盟店で使用して物品を購入した場合、刑法上の詐欺罪となる。
パク・ウンスは2022年夏、あるガソリンスタンドのカード差し込み口に放置されていたカードを習得し、使用した疑いで取り調べを受けた。警察は監視カメラの映像などを調査し、カードを持っていった人物がパク・ウンスであることを確認したと知られた。
道で拾ったお金やカードを使った場合、占有離脱物横領罪に該当するため、告訴されたり、刑事立件されたりすることもある。また与信専門金融業法第70条によると、紛失、また盗まれたクレジットカード・デビットカードを販売したり、使用した者は7年以下の懲役、または5000万ウォン（約500万円）以下の罰金に処される。
パク・ウンスは本件に関して、『OSEN』の電話取材で「私はカードを持っていないので妻のカードを使っている。（紛失カードが）妻のカードだと思って使っていたが、（後で）他の人のカードだということが分かった」とし、「以降は警察に通報し、使用した費用などについてはすべて返した。警察の取り調べも受けた」と説明。続いて「調査を受けたあと、被害者と合意を終えたのか」という質問には「そのように伝えられた」と答えた。
1947年生まれのパク・ウンスは、ソウル芸術大学演劇科を卒業し、1969年にMBC第1期公開採用タレントとしてデビューした。ドラマ『花嫁日記』『田園日記』『宮廷女官チャングムの誓い』などの多くの映像作品に出演。最近では、tvN STORYのバラエティ番組『会長の家の人々』に出演中だ。
一方で、不動産詐欺、映画製作投資詐欺、インテリア費用未払いなどにより、詐欺罪で懲役刑を宣告されたこともある。詐欺罪での服役を終えて以降は、これといった芸能活動はしていなかった。
パク・ウンスの近況が知らされたのは2021年。ある番組で、彼が養豚場で日当10万ウォン（約1万円）を受け取って日雇い労働者として働いている姿が電波に乗った。基礎生活受給者（日本の生活保護受給者にあたる）など、自身の現状を率直に明らかにするとともに、演技に対する夢をもう一度明らかにし、同年に放送されたMBC創立60周年特集『ドキュメンタリーフレックス田園日記2021』で再び近況を伝えた。
（記事提供＝OSEN）
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