韓国のAIシンガーソングライターAimy Moonが新曲を発売した。
9月28日正午、各種音源サイトではバーチャルシンガーソングライターAimy Moonの新曲『U』がリリースされた。現代的なK-POPサウンドと、伝統的な民族楽器が調和した楽曲で、管弦楽、シンセサイザー、クラシック、ポップス、韓国の伝統サウンドの融合というコンセプトが特徴的だ。
『U』は、Aimy Moonの瞳の中のスクリーン越しに存在する私たちを比喩している。お互いがコミュニケーションを取るために必要な愛と、その愛を込めた視線が美しく大切だという内容を歌詞で表現。Aimy Moon自ら曲を作り、編曲、歌唱もしている。
今回の曲はAimy Moonが生成した音楽を基に、プロデューサーたちが協力して新たな音楽を作り出す過程で誕生した。現在、多様なバーチャルアイドルが存在するが、歌唱者は他人の声が使われている。しかし、Aimy Moonは自身のAIボーカルで歌い、音楽を作り、演奏し、ミュージックビデオまで作り出すなど、クリエイターとして日々成長しているだけに、これまでにないユニークな魅力を大衆に伝える予定だ。
併せて公開されるミュージックビデオには、未来の青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)と迎賓館を人工知能で映像化し、曲のムードに合わせて神秘的な雰囲気を醸し出すという。Aimy Moonが映し出す私たちの未来はどのような姿なのか、どのような新鮮さをプレゼントしてくれるのか、多くの大衆の期待が集まっている。
なお、Aimy Moonは本日(9月28日)、大統領府で開かれる「2023青瓦台K-ミュージックフェスティバル」に参加し、新曲を初披露する。
(記事提供=OSEN)
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