長らく大衆から愛されてきた名曲が新しく生まれ変わっている。人気歌手がカバーした曲は、聴き慣れていながらもユニークな魅力で今秋のK-POP界を盛り上げている。
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ボーイズグループWEiのキム・ヨハンは9月22日、新曲『Blue in You (Duet With CHEEZE)』を発売した。『Blue in You』は1992年に歌手キム・ヒョンチョルとイ・ソラが歌った同名映画の挿入曲で、今でも愛されているデュエット曲だ。
キム・ヨハンはシンガーソングライターのCHEEZEとデュエットし、『Blue in You』を現代的な感性で再解釈して原曲とは違った魅力で好評を得ている。
歌手のチョン・ドンウォンは9月20日にカバーミニアルバム『小品集Vol.1』をリリース。今回のアルバムにはタイトル曲『独白』『もしも』をはじめ、カバー曲『その冬の喫茶店』『Little Doll』『時』『思い出の小夜曲』の計6曲が収録された。
チョン・ドンウォンはチョー・ヨンピル、チェ・ジニ、チョ・ハンジョ、ナム・インスなどの傑出した先輩歌手の名曲を再解釈し、深みのあるボイスで実力を再証明した。
R&BアーティストのSOLEも最近、カバーアルバム『A Love Supreme』を発表した。1990年代から2000年代に至るアナログ感性の曲をSOLEだけのスタイルでとらえたアルバムで、ダブルタイトル曲『I Want To Be Closer To You(Original by ナミ)』『A Beautiful Farewell (Original by キム・ゴンモ)』など計5曲が収録された。
人気ガールズグループNewJeansも9月頭に、Netflixドラマ『いつかの君に』のOSTである『Beautiful Restriction』をリリースして話題を集めた。『Beautiful Restriction』は1996年に発売されたキム・ジョンソの同名曲をカバーしたもので、NewJeansの澄んだ声色が男性ボーカルの原曲とは異なる印象を与え、生まれ変わった。
またBTOBのソ・ウングァンが人気ドラマ『シークレット・ガーデン』のOSTとして、俳優ヒョンビンが歌唱した『The Man』のカバー音源を発表し、注目を集めたりもした。
K-POP界にカバーブームが訪れ、来る10月3日にはシンガーソングライターのKassyがニューシングル『君しかいなかった』を発売する。『君しかいなかった』はKassyと作曲家チョ・ヨンス、作詞家カン・ウンギョンが呼吸を合わせた曲で、2011年に発売されたキム・グリムの原曲にKassyのスタイルを加えて“新しい誕生”を予告している。
このままカバーブームが韓国で続くのか注目だ。
(記事提供=OSEN)
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