麻薬常習投薬の疑いをかけられている俳優のユ・アインが本日(9月12日)、検察に出頭する。
韓国メディアJTBCによると、ソウル中央地検・強力犯罪捜査部(シン・ジュンホ部長検事)は9月12日、ユ・アインを麻薬類管理法違反の容疑で召喚して取り調べる。
去る6月に警察から不拘束送致されてから、3カ月後に行われる初めての検察調査となる。
警察によるとユ・アインは、大麻、プロポフォール、ケタミン、ゾルピデムなど5種類の麻薬類を投薬した容疑をかけられており、警察はユ・アインが2020年からプロポフォールなどの麻薬類を常習投薬していたと見ている。
警察はユ・アインを2度呼んで調べ、証拠隠滅と逃走の恐れがあるとして拘束令状を申請したが、裁判所ではこれを棄却。その後、検察は警察に引き渡されたユ・アインの麻薬事件全般を見直すことを決め、拘束令状を再び請求する案を検討しているという。
先立ってユ・アインは3月27日と5月16日に警察の召喚調査を受けた。1回目の召還調査を終えた彼は、「調査で自分が明らかにできる事実をそのまま申し上げた。まだ捜査が終わっていない状況なので内容を直接申し上げるのは難しいが、個人的な逸脱行為は誰にも被害を及ぼさないという自己合理化に陥っていた」と話した。
また、自身のSNSを通じても「不愉快なことで私を大切にしてくださった多くの方々に大きな失望を与え、もう一度お詫び申し上げる。重い責任を無責任に耐えてきた瞬間に対して深く反省し、各々の大切な夢と目標を成し遂げようとした数多くの同僚の皆さんと関係者の方々に被害を与えて申し訳ない。自分が持つべき責任を果たすために努力する」と謝罪した。
(記事提供=OSEN)
◇ユ・アイン プロフィール
1986年10月6日生まれ。韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名になる。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演して活躍している。
■【画像】拘束こそ免れるも…ユ・アインに待っていた厳しい“仕打ち”
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