9月4日に韓国で放送されたMBC『オ・ウニョンレポート-結婚地獄』（原題）が、最高視聴率5.5%を記録した。
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視聴率調査機関のニールセンコリアによると首都圏視聴率は3.7%で、夫婦間の本音を吐露した場面で視聴率が5.5%まで急騰したという。
この日の『オ・ウニョンレポート』には、怒りという“時限爆弾”を抱える夫と、散財がバレて夫からの信頼を失った妻という“爆弾夫婦”が出演した。
ダンス同好会で出会い、夫婦の契りを結んだという2人。妻は「交際していた時は、夫の落ち着きと心強さで結婚を決心した」と明らかに。しかし、続く映像では烈火の如く怒る夫の姿が現れた。
MCのパク・ジミンが「軍の教官のように怒る夫は初めて見た」と、驚きを禁じえなかったほどだ。これに対して妻は「夫の怒りが、いつ爆発するのかという不安を抱えながら生きている」と悩みを打ち明け、夫もまた「怒りを抑える方法を習得したい」と言及した。
一方の夫も、金銭面に関して妻への信頼が全くないという悩みを明かす。この2人にはどんな事情があるのだろうか。
続いて夫婦の日常が公開。退勤後、子供と一緒に家に帰ってきた夫は上手に世話し、遊んであげながら仲睦まじい姿を見せた。反面、帰宅した妻には目もくれず、息子と妻に対する態度にあからさまな温度差があった。その後のインタビューで夫は、家事を全くしない妻に対する不満を吐露する。
一方の妻は夫の言葉に悔しいとし、家を整理するのが難しい理由として「ADHD診断を受けたため」と告白。実際、キッチンはガラクタや使わない食器であふれ、整理整頓が困難な様子が確認できた。
続いて夫のもう一つの不満が明らかになった。
夫は妻にこれまでのカード利用の内訳を要求。その理由として「妻の金銭面に関して全く信頼がない」という話を切り出した。といのも、新婚当初は妻に固定支出を除いた家計管理を任せていたが、ずっとマイナスだったことが判明したのだ。
また、夫は過去に妻に誕生日プレゼントを買ってほしいと言われた際、現金を与えても分割払いで購入するなどもしたという。このような紆余曲折を経て、妻は今回初めてカード利用明細を公開することにしたが、カード分割払い、リボルビング、そして現金サービスまで利用していたことが分かった。
これまで利用明細を隠してきた理由については「私が使った金額を記憶できないことで、夫が怒るのではないかと思って隠した」と告白したが、オ・ウニョン博士は「この夫婦の最も表面的な問題は“お金”だ」とし、妻には「クレジットカードをなくさなければならない」と厳しく忠告した。
翌日、知人との食事の席を設けた夫婦。だが楽しい食事も束の間、妻が前日の争いに言及したため、2人の雰囲気はあっという間に凍りついた。前日、夫婦の間に何があったのだろうか。続く映像でその理由が公開された。
原因は、妻が夫に義母との関係改善を提案したからだった。そんな妻に夫は悪口を言い、極度に興奮してしまったという。そして再び義母の話を切り出した妻に怒った夫は、突然「後始末できるのか？」と怒りを我慢できない姿を見せた。
激昂し、椅子を蹴る夫にMCたちも言葉を失ってしまった。結局、夫を落ち着かせるために番組製作陣も投入され、撮影が中断される状況にまでなってしまった。その間、妻は恐怖に震え、「本当に怖かった」と涙を見せた。
この映像を見ていたオ・ウニョン博士は、夫の行動と夫婦の独特な会話パターンを指摘した。まず「夫の怒りを治める治療が急がれる」と診断し、「怒った時に自分だけの信号を作れ」と提案。「怒りが爆発しそうな時は決めた単語で信号を送り、互いに落ち着く時間を持たなければならない」と説明した。
続いて妻の会話方式を指摘。「妻は意図が分からない質問で夫を当惑させている」とし、「会話では質問ではなく意図を話さなければならない」と解決方法を伝授したのだった。
（記事提供＝OSEN）
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