BLACKPINK・ジェニーの演技初挑戦作の打ち切りが報じられた。
8月28日(現地時間)、米芸能メディア『ページ・シックス』は『THE IDOL/アイドル』が1シーズンで打ち切りになったと報じた。打ち切りについてHBOの広報は「『THE IDOL』は扇情的なプログラムであり、視聴者に話題になったことに満足している。HBOと製作者は長い議論の末、シーズン2を進行しないことにした」とし、「製作陣、出演者に感謝を表す」と伝えている。
『THE IDOL』は、HBOのヒットドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』を手がけたサム・レヴィンソンが演出し、カナダのポップスター、ザ・ウィークエンドが製作と主演を務めた。リリー=ローズ・デップ演じる女性歌手を主人公に、ロサンゼルスの音楽業界の舞台裏を描いた作品だ。ジェニーは劇中、問題を抱えるポップスター、ジョスリン(演者リリー=ローズ・デップ)のバックダンサー、ダイアン役で女優としての第一歩を踏み出した。
本作は、第76回カンヌ国際映画祭で初公開されたが、扇情的かつ女性嫌悪的な描写、男性主義的な性的ファンタジーなどの酷評を受けた。また男性ファッションマガジン『GQ』は、本作に“歴史上最悪の性行為”シーンが含まれていると批判したりもした。
◇ジェニー プロフィール
1996年1月16日生まれ。2016年にBLACKPINKのメンバーとしてデビュー。グループ内ではメインラッパーとサブボーカルを担当。2018年に『SOLO』でソロデビューを果たす。同曲のミュージックビデオの再生回数は4億回を超えた。ファッションブランド「シャネル」のビューティーアンバサダーとしても活躍。どんなアイテムも難なく着こなし、「存在そのものがブランド」と呼ばれるほど圧倒的な存在感を放っている。
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