日本のファンは、なぜこうなのか。最近、日本を訪問してファンと会った韓国スターたちが相次いで被害に遭っており、残念な思いばかりが募る。
今度はBTS・Vが過激なファンに髪をつかまれる事態が発生した。この事態は、8月22日に日本・東京で開かれたイベントに参加したVが、イベントを終えてから発生した。
イベントを終えてショップの外にVが出ると、大勢の人々が集まった。興奮して叫ぶファンに、Vは少しだけ声を低くし、道から離れてほしいというジェスチャーを見せた。警護員らもVの安全確保に努めた。
しかし問題は、Vが車の前まで来たときに発生。とあるファンがVの髪の毛をつかむ姿がとらえられたのだ。対処や抵抗をする暇もなく髪をつかまれただけに、負傷につながりかねない危険な状況だった。
その映像は、オンラインコミュニティなどを通じて拡散。映像に接した人々は「本当にファンなのだろうか」「あまりにも危険だ」「アイドルも人間なのにひどい」といった反応を見せた。
特にVはこの日のイベントでファンに挨拶し、何人かのファンと握手するなど優しいファンサービスを見せていたため、なおさら残念だった。
Vに先立って、DJ SODAが日本のファンからセクハラ被害を受けている。
DJ SODAは去る8月13日、日本・大阪で開催された音楽イベントの公演中に、セクハラ被害を受けたという事実を明らかにした。彼女は「公演中にコミュニケーションのためにファンの方々に近づいたが、今日の公演では一人ではなく、数人が突然私の胸を触り、なすすべなくセクハラを受けた」と明らかにした。
これに対して主催側は「この事件は性暴力、性犯罪であり、絶対に許せないということをもう一度確認し、犯罪行為に走った犯人を特定して刑事告訴など民・刑事の法的措置を取っていく」と明らかにし、疑惑が持たれている観客2人は警察の調査で「酒を飲んで軽い気持ちでそうした」と話した。
そんなDJ SODAのセクハラ被害は、とんでもないところに飛び火した。日韓問題、男女問題へと拡大したのだ。
その状況にDJ SODA本人は、「今、セクハラ事件を離れてフォーカスが他のほうに集中しているが、一国の問題でもなく、韓日問題でもなく、男女問題でもない。私が以前アップした公演映像を巧妙に編集し、他の国でもやられたのになぜ日本にだけそうするのかと批判しているが、私がもし他の国で同じようなことに遭っても、同じように対応しただろう」と明らかにした。
続けて「わざと派手な服を着て観衆に近づいて起きたことだとも言われるが、なぜいつも被害に遭った人が自分に降りかかる非難と悪影響を甘受しなければならないのか。私の小さな声が被害者たちのために、少しでも役に立ってほしい。私のような人がこういうふうにでも少しずつ声を出せば、いつか社会の認識が少しでも変わるのではないか」と話した。
とはいえ日本だけでなく、最近は韓国国内でもスターに対する過度なスキンシップが起きており、議論になっている。
俳優パク・ソジュン、IVE・ウォニョン、GOT7・ジャクソンなどが過激ファンから突然のスキンシップで困惑した。無礼なスキンシップを試みたのは明らかにファン側であるのに、むしろ非難がスターに集まる状況まで起きた。
無礼なスキンシップがスターはもちろん、ファンからも指弾されている状況だ。
真のファンであるならば、なおさらスターを守り、応援しなければならないのではないか。間違った過激な行動は、スターと他のファンまで傷つける恐れがあることを忘れてはならない。
(記事提供=OSEN)
■【写真】まさに“ミルクタンク”!DJ SODAの「インパクト強すぎ!」姿
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