活動を中断していたボーイズグループDKZのギョンユンが脱退することがわかった。
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所属事務所のDONGYOエンターテインメントは8月7日、公式ファンカフェで「ギョンユンは今年4月に健康上の理由で活動を中断し、十分な治療に集中してきた」とし、「以降、ギョンユンはコンディションが大きく回復し、当社とともに長時間、今後の活動方向について深みのある議論を交わした。その結果、ギョンユンはDKZの活動を終え、年内に入隊して国防の義務を果たす予定だ」と明らかにした。
続けて「ギョンユンは理由を問わず、メンバーたちはもちろん、ファンの方々に心配をかけたことに対して責任を痛感している」とし、「今後、ギョンユンが元気な姿でファンの方々の前に立つことができるよう、惜しみない支援を尽くす」と付け加えた。
ギョンユンも直筆の手紙で報告。「5カ月間、本当に多くのことを考え、苦心の末にDKZギョンユンを見送ってあげなければならないという結論を下すことになった」とし、「残ったメンバーたちを考えてでも、私の選択において後悔したくない。ファンの方々も私の選択を応援してほしい」と伝えている。
それとともに「依然としてメンバーたちを応援しており、ファンへの感謝の気持ちを忘れないでいる。これからもこの心を胸の中にしまっておく。DKZのギョンユンを愛して応援してくださって心から感謝する」と述べた。
先立って今年3月、Netflixで公開された『すべては神のために:裏切られた信仰』によって、ギョンユンをはじめとする一部の芸能人が、カルト宗教団体「キリスト教福音宣教会(通称:摂理、JMS)」の信者や関与者であったことが明らかとなり、大きな波紋が広がった。
オンラインコミュニティでは、全国にある摂理の教会と関連業者の住所が公開された。ギョンユンの両親が運営するカフェも当該リストに名を連ね、彼らも信者ではないかという疑惑が浮上。
その後、ギョンユンをはじめとする芸能人らは摂理からの脱会を明らかにし、事態の収拾に乗り出した。DKZの所属事務所DONGYOエンターテインメントは3月7日、ファンカフェに公式立場を発表し、「家族が運営していた業者は直ちに営業を中止すると同時に、特定団体と関連したすべての部分を確認し、背教および今後いかなる関連もしないことを明確に申し上げる」と伝えた。
その後、ギョンユンはとあるメディアとのインタビューを通じて、自分が摂理に通うようになった理由は母胎信仰(母親のお腹にいるときに受け継いで信じるようになった信仰)だったとし、すでに棄教したと主張したりもした。
なおギョンユンは2000年2月21日生まれの23歳。2019年4月にボーイズグループDKZのメンバーとしてデビューした。
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