ガールグループKARA出身のク・ハラ(HARA)が死去したという悲報に、韓国芸能界が衝撃に包まれた。
11月24日午後、ク・ハラはソウル江南(カンナム)区の自宅で、遺体のまま発見された。警察は正確な死因や事故の経緯について調査中だ。
【写真】ク・ハラが死亡前日にSNSに公開した意味深な写真とは
同日、ク・ハラ側は「あまりにも悲しくて切ない知らせを伝えるになった」とし、「突然の悲報を知らせることとなり、残念な思いを伝え、もう一度弔問の自制については恐縮の念をお伝えする」と述べた。
突然のク・ハラのニュースにファンはもちろん、韓国芸能界が悲痛に陥った。
何よりも10月14日のソルリの死去から1カ月余りで、彼女と親しい間柄だったク・ハラの悲報まで伝えられただけに、衝撃は大きい。韓流スターたちもSNSを通じて、追悼と悲しみを伝え、故人を哀悼している。
歌手兼俳優のハ・リスは、インスタグラムに「残念ながら…本当に悲しい。向こうでは幸せになってほしい。故人の冥福を祈ります」という文を掲載して、ク・ハラを追悼した。
ガールグループT.T.MA出身の歌手兼女優キム・ソイも、SNSを通じて「ゆっくり休んで。とても悲しく心が痛い。この美しい魂がこれ以上、私たちを離れる理由はない」と、英文を掲載した。
Roo'Ra出身の歌手チェ・リナはインスタグラムを通じて、「本当にあまりにも悲しい。あまりに狂ってしまうほど悲しい。あまりにかわいい後輩をまた見送った」とコメントし、故人を哀悼した。
ク・ハラの悲報で、韓国芸能界のスケジュールも取り消しとなった。
11月25日に予定された『チョン・ヘインの歩きレポート』(KBS2)側は、「切ない悲報に哀悼の意を同じくするため、制作発表会を取り消すこととなり、どうぞご了承ください」と、イベントのキャンセルを発表した。
ボーイズグループNCT 127も同日、コンテンツ公開を控えていたが、日程の変更を決定した。またク・ハラの親友として知られる女優イム・スヒャンも、11月25日に予定された第24回文化芸能受授賞式に参加しないことを決めた。
ク・ハラは2008年にKARAのメンバーとして芸能界にデビューし、『Honey』『ミスター』『ルパン』などのヒット曲で人気を博した。特にク・ハラは歌手活動やバラエティ、演技などでも活躍し、万能エンターテイナーの姿を見せた。
韓国に加え、日本でも人気を集めたク・ハラは、2016年にKARAが解散すると、ソロ活動を続けてきた。
2018年に元恋人チェ氏と暴行、不法撮影などについて法廷で攻防を繰り広げたク・ハラは、痛みを乗り越え、最近、日本で活発に活動した。しかし今回、突然の悲報が伝えられ、多くの人々が心を痛めている。
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