韓国が産んだ世界的なガールズグループBLACKPINKのジスが熱愛を認めた。お相手は、日本でも人気を博したドラマ『梨泰院クラス』で“ドラ息子”役を演じた俳優アン・ボヒョンだ。
今回の熱愛は、BLACKPINKが所属するYGエンターテインメントも正式に認めている。この“異例の出来事”に伴い、BLACKPINKメンバーの過去の「非公式恋人」に注目が集まっている。
まず、最も多くの熱愛が提起されてきたのはジェニーだ。彼女は2019年、EXO・カイとの熱愛説が提起されたが、沈黙を貫いていた。その後、カイが所属するSMエンターテインメント「好感を持っている間柄」と関係を認めたが、その1カ月後に「彼らは決別した」と明らかにした。
続いて2年後の2021年、ジェニーは事務所の先輩でもあるBIGBANG・G-DRAGONとの熱愛説が浮上した。当時、YGは「アーティストの私生活に関して、会社が確認するのは難しい」と公式に発表。だが1年後の2022年、G-DRAGONが非公式の個人SNSでジェニーのフォローを解除したことで、破局説が流れた。
そんなジェニーの最新の熱愛説相手はBTS（防弾少年団）のVだ。
G-DRAGONとの破局説が流れた同年5月、ネット上では、ジェニーとVと思われる男女が、韓国有数の観光地である済州（チェジュ）島で、ドライブしていたという目撃談が公開された。双方の所属事務所は沈黙を貫くも、同年8月にハッキングによって流出したと思われる2人のデート写真が拡散したことで、交際は既成事実化。現在も何ら発表はしていない。
ジスと同じく年上俳優との熱愛説が囁かれたメンバーもいる。16歳年上のカン・ドンウォンとの関係が噂されたロゼだ。
中国のオンラインコミュニティが発端となったロゼの熱愛説は、2人が知人の集まりに同席した際、同じブランドの服やアクセサリーを着用していたということが根拠だった。しかし、YGがすぐさま否認したことで鎮火している。
ほかにもタイ人メンバーのリサは、“異次元”の熱愛説で話題を集めたことがある。
彼女は今年7月、ルイ・ヴィトンなど多数のハイブランドを保有している世界最大級のコングロマリット「LVMH（モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン）」のトップであるベルナール・アルノー氏の三男フレデリック・アルノー氏との交際説が浮上した。フレデリック・アルノー氏自身も高級時計ブランド、タグ・ホイヤーのCEOの座に就いていることから、家系・経歴ともに超一流のセレブだ。
そんな2人は、フランス・パリのあるレストランでともに食事を楽しんでいる様子が映像で公開されたことで熱愛説が点火。現在もYGは立場を発表していない。
今回熱愛の事実を認めたジスだが、過去にも一度大物との関係が噂されたことがある。その相手とはプレミアリーグ・トッテナムで得点王にも輝いたことがある韓国代表FWソン・フンミンだ。
2021年10月、一部のネットユーザーが「彼らは同じブレスレットを着用し、ジスがロンドンに訪問した際、ソン・フンミンの試合を直観した」という情報を根拠に、「2人が交際中だ」と主張。しかし、YGは当時、「ジスに関する熱愛説は全て嘘だ」と一蹴し、「無分別な憶測の自制をお願いする」と明らかにしていた。ジスが認めた恋人は今回のアン・ボヒョンだけだ。
このように、数々の熱愛説が流れてきたBLACKPINKメンバーだが、今回のジスとアン・ボヒョンの関係を潔く認めたことは異例のことだと言えるだろう。
考えられる要因としては、間近に迫っているBLACKPINKの“契約問題”ではないだろうか。2016年8月にデビューしたBLACKPINKは、まさに今月でYGとの契約が満了となる。
現時点でYGは新契約に関して何も発表していないが、一説では、YGとの再契約ではなく、別の事務所に移籍するとも噂されている。そのため、YGも稼ぎ頭であるBLACKPINKが離れないよう、さまざまな面で“軟化”したとみてもおかしくはないだろう。
いずれにせよ、熱愛を認めたジスとアン・ボヒョンには幸せになってもらいたいものだ。
◇ジス プロフィール
1995年1月3日生まれ。本名キム・ジス。グループ内ではリードボーカルを務め、ライブでも安定した歌唱力を披露する。BLACKPINKとしてデビューする前には、スーツケースブランドやスマートフォンのCMに出演していた。オリエンタルで優雅な美貌が印象的だが、実は明るい性格でメンバー全員が認めるギャグセンスの持ち主。
◇アン・ボヒョン プロフィール
1988年5月16日生まれ。韓国・釜山（プサン）出身。2007年にモデル活動をスタート。2014年に演技の世界に足を踏み入れ、2016年に日本でも人気を集めたドラマ『太陽の末裔』（KBS2）に出演して注目を集めた。中学・高校とアマチュアボクシング選手として活躍し、釜山の代表選手として全国大会を制したことも。2020年、ドラマ『梨泰院クラス』で見せた見事な悪役っぷりで一躍注目を浴びる。
前へ
次へ
