オンラインストアの代表として崖っぷちまで追い込まれたが、危機を脱出して覚醒した。
【注目】「これが5900円?」カン・ミンギョンのブランドが高すぎると騒動に
「やりがい搾取」との批判を浴びて反省した女性デュオDavichiのメンバーで、オンラインストアのCEOでもあるカン・ミンギョンが新しい求人公告を公開し、180度変わった姿を見せた。
カン・ミンギョンに対する修飾語は多い。「Davichiの次女」からオンラインストアCEO、ユーチューバーなどを行き来するカン・ミンギョンは、何かと注目の的だった。
そんな彼女のイメージが崩れたのは、今年1月だ。自身か運営するオンラインストアの採用について伝えたのだが、正規職への転換が可能な3カ月契約職職員を求めながら、主な業務はCS(カスタマー・サービス)とデザイナーで、「3~7年の業務経験者/大学卒業者以上の学歴」を要求した。
主業務の他にも様々な業務を担当するのだが、3年以上の経験者の年俸が2500万ウォン(約250万円)に過ぎなかった。2023年現在、韓国の最低時給は9620ウォン(約962円)だ。そのため「やりがいの搾取ではないか」という議論が浮上した。
カン・ミンギョンは、「担当者の錯誤でCS採用公告に新入採用時の年俸が記載された」とし、「志願者の皆さんの経歴と直前の年俸を考慮した採用過程を進行する。一緒に働く貴重な方々を待っている」と釈明した。
そして「3年勤続時に1カ月の有給安息月休暇使用」「必要時、柔軟な勤務制」「年次/月次使用および必要物品支援」「食事代およびおやつ提供」「オンラインストア製品提供」などの福祉恩恵を追加で知らせた。
だが、その福祉はむしろ「当然のこと」と批判を受けた。
カン・ミンギョンのオンラインストアは、嘲弄の対象に転落してしまった。彼女が自慢したガスレンジや日常の服が職員の年俸よりも高いと指摘された。また、昨年4月にアップしたウェブデザイナーの求人が再注目されたりもし、有名ウェブトゥーン作家の求人と比較される状況に至ったこともあった。
最終的にカン・ミンギョンは、「まだ多くの方々が見るには足りない代表であることは事実だが、現在、私と一緒に熱心に会社を運営してくれているチーム員たちと、今後共にする未来のチーム員たちに、より一層多くの年俸と支援を与えることができるオンラインストアになろうと絶えず努力する」と頭を下げた。
議論から5カ月が過ぎた6月。カン・ミンギョンはどのくらい変わっただろうか。
去る6月14日、カン・ミンギョンが運営中のオンラインストアが公開した採用公告には、募集部門、受付方法と共に職員の福祉制度について詳細が書かれていた。
役職員割引、自己啓発費支援、長期勤続者の長期休暇、各種慶弔費支援、賞与金支給、必要時分単位延長勤務手当て支給まで、非常に優れた条件の福祉制度が目を引く。
人事専門家を採用して改善していくと明らかにしたカン・ミンギョンは、約束を疎かにしなかった。実際に労務士とヘッドハンターに会い、誠実にコンサルティングを受ける姿を見せながら、オンラインストアの代表として一段階成長した姿だ。
カン・ミンギョンは議論を正面から突破し、180度の変化に成功。汚名を抱かせたイシューを終結させた。
生まれ変わったカン・ミンギョンがオンラインストア代表として、さらに飛躍していくのか注目したい。
(記事提供=OSEN)
■“自腹”で購入したように動画で商品紹介をしてきたDavichiカン・ミンギョンが謝罪
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