Stray Kids、歴代K-POP最多の513万枚で勢い絶頂だが…“次のBTS”になるために必要なものとは

2023年06月03日 K-POP #Stray Kids

今最も熱いK-POPボーイズグループは、Stray Kidsだろう。

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米ビルボードの「ビルボード200」で1位を記録し、K-POP市場に波乱を起こしたStray Kidsは、ソウルのKSPOドーム、日本の京セラドーム大阪、北米スタジアムを回り再び韓国に上陸する。

すでにその勢いが尋常ではない。アルバム名に匹敵する5つ星の事前注文量の記録と共に、“特級”のヒットを予告した。

K-POP歴代最多、500万枚超え

(画像提供=JYPエンターテインメント)Stray Kids

Stray Kidsは去る4月、全世界18地域で計42回のワールドツアーを成功させた。勢いに乗って6月2日13時(アメリカ東部時間基準0時)には、3枚目のフルアルバム『★★★★★(5-STAR)』を発表し、2023年初のカムバックを知らせた。

グループ内のプロデューシングチーム「3RACHA」が陣頭指揮し、全曲が自作曲となった新しいアルバムとタイトル曲『S-Class』で高い飛翔を続ける見通しだ。

6月1日、所属事務所JYPエンターテインメント側は、3rdフルアルバム『★★★★★(5-STAR)』が先行注文数量513万枚(6月1日基準)を達成したと明らかにした。今回の記録は、自己最高はもちろん、歴代K-POPアーティストのなかで最多記録だ。

単一のアルバムで、400万枚の販売量を超えたK-POPグループはBTS(防弾少年団)とSEVENTEENしかない。500万枚は初だ。特にSEVENTEENが5月24日に発売した10thミニアルバム『FML』で作った注文量「464万枚」を1カ月で破った過去最高記録であるため、さらに驚きを抱かせる。

Stray Kidsは現在活動しているボーイズグループのなかで、最もグローバルな成長の勢いが感じられるグループに挙げられる。

(画像提供=JYPエンターテインメント)Stray Kids

彼らは昨年のアルバム『ODDINARY』と『MAXIDENT』で、米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で2作品連続となる1位を記録し、強大な海外での人気を証明した。韓国国内でも強固なファンの構築に成功したという評価を受けている。

Stray Kids以前に、「ビルボード200」チャートで1位を記録したK-POPアーティストはBTSとSuperMだけだ。

着実に上昇しているStray Kidsの成長力が今回、どんな記録を更新するのか関心が集まっているなかで、彼らが北米市場で大きな人気を博しているだけに、今回のアルバムもやはり「ビルボード200」で1位を記録する可能性が高い。

その期待感は、所属事務所JYPエンターテインメントの株価にもそのまま反映された。

Stray Kidsの先行注文数量493万枚が知られた5月30日、JYPエンタの株価は12万ウォン(約1万2000円)台を突破し、過去最高価格を更新。JYPエンタは5月15日、アーニングサプライズを記録した今年第1四半期実績発表後、株価の上昇傾向が続いている。

“ポストBTS”に必要なもの

とあるK-POP関係者は「Stray Kidsはアメリカでの認知度が目立って成長しているグループ」とし、「昨年はアルバム活動の他にもポップアップストア、自主コンテンツなどを通じて韓国ファンも育ててきている。今年、その成果が最も輝くだろう」と期待した。

(画像提供=JYPエンターテインメント)Stray Kids

また別の関係者は「アルバム販売量がファンの堅固さを確認できる指標として活用されるだけに、グローバル音楽市場でStray Kidsの地位がどの程度なのか類推できる」とし、「すでに昨年2つ以上の作品を“ビルボード200”の1位に上げただけに、今後さらに期待が大きい」と話した。

ただ、昨年のStray Kidsの成果がK-POPシーンを主導するほど優れていたということに異論はないが、韓国音楽市場で大衆性という物差しで眺めると、残念な部分が残るという視線もある。

Stray Kidsは、強烈なパフォーマンスで知られるK-POPグループのなかでも特徴的な個性を構築している。『God’s Menu』『Back Door』『Thunderous』『MANIAC』など東洋的な音楽とコンセプト、果敢でストレートな歌詞で、“マーラー味”という新しいジャンルを開拓したというイメージを刻印させた。

それが逆に、他のK-POPファンにとっては一種の進入障壁に感じられるという視線もある。それでも前作『MAXIDENT』のタイトル曲『CASE143』を通じて、より多くの大衆にアピールすることに成功し、ファンの底辺を広げたという評価を得た。

ある業界関係者は「大多数の人気ボーイズグループにいえることだが、音源の成績が宿題のようだ。Stray Kidsが“ポストBTS”に進むためには、ファン市場を超えて大衆性まで確保する必要がある。そうなれば韓国音源市場を超え、米ビルボード“ホット100”のチャートインまで跳躍できるだろう」と見通した。

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