カルトからの脱会を公表した韓国俳優が、2カ月ぶりに近況を公開した。
俳優のカン・ジソプ(42)は5月29日、自身のSNSを更新。公開された写真には、黒いスウェットで休憩しているカン・ジソプが収められていた。だが、この写真はすでに削除された状態だ。
先立って3月、Netflixドキュメンタリー『すべては神のために: 裏切られた信仰』を通じて、キリスト教福音宣教会、通称「摂理」の教祖チョン・ミョンソクの犯罪が明らかになった。これを受け、韓国芸能界では一時、“信者探し”が始まった。
その過程でカン・ジソプが信者だという疑惑が提起されることに。カン・ジソプの部屋に摂理で使われていた肖像画があったことや、2012年のチョン・ミョンソクの誕生日に「私の人生のメンターになる先生の誕生日だ。おめでとうございます」という文を残していたことが裏付けとなった。
問題が大きくなると、カン・ジソプは「大変な時期に、本当に純粋な気持ちで祈りたくて行ったところで、一般的なところだと思った。しかし、当初に私が考えていた信仰観と距離のある異質感を感じ、離れた。このような醜いことがあったことを知る前に出た」と脱会状態であると明かした。
◇カン・ジソプ プロフィール
1981年2月6日生まれ、本名はキム・ヨンソプ。191cmの長身を生かし、モデル活動を開始。2005年にドラマ『神様、お願い』でデビューした。以降、ドラマ『二人の妻』(2009)、『ますます意気揚々』(2011)、『鳴かない鳥』(2015)、『太宗イ・バンウォン』(2021)、『台風の新婦』(2022)などに出演。ドラマだけでなく、バラエティ番組にも多数出演している。
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