ガールズグループWassup出身のジエが、性的マイノリティに向けられた否定的な視線に対して悔しい気持ちを表わした。
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最近、ソウル市がQueer文化祝祭のソウル広場使用を禁止したなか、一部のネットユーザーがこれを支持して性的マイノリティを非難する反応を示したことに残念な気持ちを表したようだ。
ジエは5月7日、6月30日から7月1日に開催のQueer文化祝祭で、ソウル市がソウル広場の使用を許可しなかったという内容の記事についたコメントを公開した。
この記事には、Queer文化祝祭に反対する一部のネットユーザーが強く批判するコメントが散見された。
「同性愛は精神病」というものもあれば、「今後の大韓民国を生かすため、汚くて破倫的で奇怪な同性愛を禁止しなければならない」という内容のコメントなどだ。
これに対しジエは「気分が良くない。なぜこんなに刃を向ける人が多いのか。とても悲しくなる」という反応を見せている。
また、関連内容の外国からの通信も載せ、「非常に残念だ」「私にできることがない」と嘆いた。しかし、ジエはこの文が話題になることが負担だったのか、掲示文を削除した。
実はジエは2021年7月、性的マイノリティであることをカミングアウトしたことがある。
当時、彼女は「私たちの感情を欺くのはやめよう。愛そう。もしあなたが地獄に行かなければならないなら、私が(地獄に)行く」と話していた。
また、虹の写真とともに「私もみんなも頑張ってね」と心境を告白し、「難しくて大変で多事多難で、何がLGでBTなのか」とし、本人が性的マイノリティであることを明らかにした。
LGBTはレズビアン、ゲイ、両性愛者、トランスジェンダーの頭文字を取ったもので、性的マイノリティを意味する。
今年2月にはチャンネルSの『進撃のお姉さんたち』に出演して話題に。番組でジエは「SNSでカミングアウトをした。それで記事も非常に多く出た」と言及した。
ジエは両性愛者であることをカミングアウトした理由について、「25才の時に男性と何度かお付き合いしたが、3カ月以上続かなかった。心が何か満たされず、これが愛なのか、そうでないかなど、いろいろと考えた。私は愛することができない人なのか?と思った時、必ずしも男性と付き合う必要はないんじゃないかな、女性に会ってみようと思い、女性と付き合うようになった」と明かしている。
カミングアウト後、ジエのもとには一日で3000を超えるダイレクトメールが届いたという。「国が滅びていくという文もあり、性的な悪口も多かった」と明かしたが、ジエは家族には認められたとして注目を集めた。
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