K-POPグループBTS(防弾少年団)が差別的な発言を浴びせられ、話題になったことがある。
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2018年5月28日、メキシコの公共テレビ局AND 40の「Farándula 40」という番組で、BTSを嘲笑する内容が放送されたのだ。
出演者らは同年5月21日行われた「ビルボード・ミュージック・アワード」を見ながら感想を語り合ったのだが、司会を務める二人の男性が「彼らはグッチを着ているが、無駄だ。今回のコレクションは失敗だ」「痩せすぎて頼りなさそう。ヘアースタイルがおかしいから服もおかしく見える」と発言した。
また、とある出演者は「ビルボードではなく、メキシコにある性的少数者のクラブで働いているっぽい。LGBTの集団が歩いているようだ」と発言。
「みんな女性っぽい」という司会者の言葉に対し、出演者が「多分そうじゃないか」と冷やかすなど、性差別的な発言も飛び交った。
このことが知られ、BTSのファンからは「東洋人に対する人種差別」「メキシコの公共番組、レベル低い」「BTSだけでなく、性的少数者に対しても失礼だ」「番組側は正式に謝ってほしい」と、怒りの声が巻き起こった。
番組の司会者Horacio Villalobosは5月29日、自身のFacebookで「BTSと、BTSのファンに不快な思いをさせるつもりはなかった。もしそうだったのなら深くお詫びしたい」と謝罪した。
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