堕ちた韓国の元天才子役(22)…“泥酔運転”事故で罰金200万円宣告、同乗者にも罰金刑

2023年04月05日 話題

飲酒運転で街路樹や変圧器などに衝突する事故を起こした女優のキム・セロン(22)が、一審で罰金2000万ウォン(約200万円)を言い渡された。

【画像】キム・セロンの泥酔運転…衝撃の事故映像

本日(4月5日)9時50分、ソウル中央地裁は道路交通法違反(飲酒運転)などの疑いで起訴されたキム・セロンに判決を宣告した。

先立って検察は3月8日、公判でキム・セロンに罰金2000万ウォンを求刑した。

天才子役として脚光浴びるも転落

検察は「血中アルコール濃度0.22%を越える高い数値で飲酒運転をし、措置を取らず逃走した点が罪質が良くない」としながらも、公訴事実を自白した点、初犯である点、被害復旧と合意のために努力した点を挙げ、このように求刑した。また、同乗者に対しては罰金500万ウォン(約50万円)を求刑している。

4月5日朝、裁判所に姿をあらわしたキム・セロン

キム・セロンは2022年5月18日8時頃、ソウル江南区・清潭洞(カンナムグ・チョンダムドン)で飲酒運転をし、ガードレールや街路樹、変圧器などに何度もぶつかる事故を起こした。

当時、市民の通報で出動した警察が血中アルコール濃度を測定しようとすると、キム・セロンはこれを拒否して採血を要請。採血検査の結果、キム・セロンの血中アルコール濃度は約0.2%で、免許取り消し基準の0.08%をはるかに超える泥酔状態だったことが分かった。

なおキム・セロンは、2010年に公開された映画『アジョシ』で俳優ウォンビンが守る少女として大きな注目を集めた。その後も様々な映画とドラマに着実に出演して“国民の妹”に成長。かわいい子役のイメージから脱却し、成人演技者に浮上しようとした彼女が飲酒運転で交通事故を起こしたというニュースは、彼女の成長を見守ってきた大衆に少なからぬ衝撃を与えた。

◇キム・セロン プロフィール

2000年7月31日生まれ。9歳から子役として活動を始め、スクリーンデビューとなった2009年公開の主演映画『冬の小鳥』では孤児院に捨てられた少女を熱演。カンヌ国際映画祭に韓国の役者史上最年少で招待された。2010年に公開された『アジョシ』ではウォンビンと共演し、大韓民国映画大賞新人女優賞を最年少で受賞した。現在は実力派女優として多方面に活躍。特に、2019年に韓国で放送されたドラマ『レバレッジ:詐欺操作団』では、凄腕の女泥棒役を見事に演じて魅力的な姿を披露した。

【写真】地に落ちた“天才子役”キム・セロン、やつれた顔で裁判に出席

【画像】キム・セロン、19歳時にSUVで運転テク“大自慢”

“泥酔運転”→追突事故で「人生が終わった」と号泣の元韓国アイドル、今何を?

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