“韓国の小室哲哉”がNewJeans騒動に喝!「問題の本質はNewJeansにあり」…“BTS生みの親”は無関係?

2025年11月15日 話題 #NewJeans

韓国を代表する作曲家ユン・イルサンが、NewJeansと“BTSの父”ことHYBEのパン・シヒョク議長をめぐる自身の考えを改めて語った。

【写真】「突然、契約解除」NewJeansになり損ねた日本人

ユン・イルサンは11月13日、個人YouTubeチャンネルで「なぜ話さなかったのか?パン・シヒョクとNewJeansへの思い」と題した動画を投稿した。

ユン・イルサンは1974年2月21日生まれの51歳で、1990年代から2000年代にかけて数多くのヒット曲を生み出した作曲家兼プロデューサー。DJ DOCやBrown Eyed Girlsなどを輩出した、いわば“韓国の小室哲哉”のような存在だ。

そんな彼は今年5月、NewJeansをめぐる騒動について「契約は遊びではない。アーティストを愛していると言いながら危険にさらすのは、真の愛情とは言えない」と発言し、NewJeansの一部ファンから悪質コメントを受けたことがある。

この件を回想して制作陣が「なぜパン・シヒョクの話はしないのか、と言われている」と伝えると、ユン・イルサンは「パン・シヒョク氏に問題があるなら、いずれ罰を受けるでしょう。ただ、今回のNewJeans事件はあくまでNewJeansが本質であり、パン・シヒョク氏に誤ったことがあるのであれbば、それは別のイシューだ。混同すべきではありません」と述べた。

NewJeans
(写真提供=OSEN)NewJeans

また、NewJeansの活動休止期間が長引くことへの残念な思いも率直に口にする。

「NewJeansには本当に上手くいってほしい。これだけの時間が経ってしまったことがもったいない。あの清涼感、『Super Shy』の声やダンスは時間が経って出てくるものではない。大人たちのせいでこの時間を逃してしまうのが惜しい。なのに、どうしてそこでパン・シヒョク氏の話が出てくるのか」

ユン・イルサンはパン・シヒョク氏について「どんな過ちがあるのか興味もない。自分は自分の曲を書くので忙しい」としつつ、「自分は今現存するアーティストがどんな音楽の道を進み、我が国の音楽界全体が発展できるかに対する考えと、このグループが維持されれば良いという話をした。これは音楽界の先輩としてできる話だろう」と付け加えた。

併せて、自身に寄せられる誹謗中傷についても「戒厳が起きて悪質コメントが非常に激しくなった。どこの集団かはわからないが、何百件ずつ来る。政権が変わり、社会が浄化されていく過程ではないのか」とし、「自分がこういう人たちを告訴することで、社会の浄化をともにする感覚がある。告訴も社会への寄付だと思っている」と伝えた。

また、「悪口を言われても気分は悪くない。むしろ弱めに罵られると少し物足りない。告訴するつもりなので」とユーモアを交えて語り、動画を締めくくっていた。

◇NewJeans プロフィール

2022年7月22日にミュージックビデオを公開し、「NewJeans」として電撃デビューした5人組ガールズグループ。2004年生まれのミンジとハニ、2005年生まれのダニエル、2006年生まれのヘリン、2008年生まれのヘインで構成された。デビューアルバム『New Jeans』の発売と同時にライジングアーティストとして急浮上。デビュー曲『Attention』と『Hype Boy』が韓国Melonの「TOP 100」チャートで1、2位を記録した初のガールズグループとなった。またK-POPグループで初めてデビュー曲(『Attention』)がSpotifyの「ウィークリートップソング・アメリカ」にチャートインした。

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