終結したSM買収戦…カカオが40%取得で筆頭株主に、HYBE推薦の理事候補は全て撤回

2023年03月27日 話題

韓国ネット大手「カカオ」が、SMエンターテインメント株40%を取得して筆頭株主になった。

【注目】「永遠に今のBTSで残ることはできない」HYBE議長が明かす

3月27日、公開買収主管社である韓国投資証券によると、同月7日から26日まで行われたカカオのSM株式公開買収の結果、請約株式数は1888万227株となった。これは、当初予定されていた公開買収株式数の833万3641株をはるかに上回る数値だ。請約の最終競争率は2.27対1。

請約株式数が予定数量を超えただけに、按分比例方式が適用される見通しだ。按分比例は、請約した株式数量を比率通りに分ける方式で、割り当て比率は44.1395~170%となる。今回の公開買収に参加したSM株主らは、請約を申請した株式の44.1395~170%だけを公開買収価格である1株当たり15万ウォン(約1万5000円)で処分できるという。

これでカカオが20.78%、カカオエンターテインメントが19.13%の株を持ったことで、カカオグループは計39.90%の持分率でSMの筆頭株主となった。カカオがSM筆頭株主の地位を確保することになり、多様な分野にIPを多角化することでグローバル競争力を強化する「ビヨンドコリア」戦略推進にも速度がつく展望だ。

(写真提供=カカオ)カカオエンターテインメントのイ・ジンス代表(左)とキム・ソンス代表

31日に開かれる定期株主総会でも、カカオが推薦した理事候補が理事会に入るものと見られる。24日に訂正された株主総会招集公告によると、HYBEが推薦した理事候補は全て案件を撤回したという。

カカオとSM現経営陣は、社内取締役候補にチャン・チョルヒョクSMエンターテインメントCFO、キム・ジウォンSMエンターテインメントマーケティングセンター長、チェ・ジョンミンSMエンターグローバルビジネスセンター長の3人を推薦している。

買収戦が終結…証明された“SMエンタ固有の価値”、和解したHYBEとカカオが今後得るもの

【写真】NCT DREAM、リラックスモードの“私服姿”でも最強ビジュアル

“BTSの生みの親”HYBEパン・シヒョク議長、SMエンタ買収騒動後に初めて公の場

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集