“BTSの生みの親”HYBEパン・シヒョク議長、SMエンタ買収騒動後に初めて公の場「夜も眠れなかった」

2023年03月15日 話題

“BTSの生みの親”と呼ばれるHYBEのパン・シヒョク議長がSMエンターテインメント買収騒動後、初めて公の場に姿を現した。

【注目】「永遠に今のBTSで残ることはできない」HYBE議長が明かす

3月15日、韓国の言論人団体である「クァンフンクラブ」がソウルの韓国プレスセンター国際会議場で、パン・シヒョク議長を招待してフォーラムを開催した。

SMエンタ買収をめぐって繰り広げられた“銭の戦争”が一段落した後、パン・シヒョク議長が初めて公の場に登場するということで、多くの注目が集まった。

「夜も眠れなかった」

パン・シヒョク議長はその席で、K-POP市場に関する講演を終えた後、質疑応答も受けた。

最近、大きなイシューとなっていたSMエンタ買収をめぐるネット大手カカオとHYBEの経営権争いに対する質問が続いた。

(写真提供=HYBE)パン・シヒョク議長

先立ってHYBEは3月12日、SMエンタ買収の手続きを中断すると明らかにした。HYBEは自社株主の価値低下に対する憂慮のなかで、最近カカオとプラットフォーム事業協力議論がなされ、買収手続きを中断することで合意したと説明した。

この日、パン・シヒョク議長は最近開かれたSMエンタ所属の歌手BoAのデビュー20周年コンサートを祝い、「企業がK-POPをここまで引っ張ってきたことは正しいが、最も大きな功績を立てたのがアーティストであることは否認できない事実だ。買収を戦争と見る末梢的で刺激的な瞬間にも、アーティストたちは自分の場所で本業を忠実に果たし、ファンもそんなアーティストたちを支援して応援した」と話した。

それと共に「HYBEとカカオはアーティストとファンのために、より良い未来を考えて始めたが、その過程でそうできず、マネジメントとして申し訳なく胸が痛む。これほどまでにアーティストとファンが辛い思いをしていることが正しいのか、申し訳なくて夜も眠れなかった」と打ち明けた。

イ・スマン前総括プロデューサーの持分買収とカカオとの和解に対しては、「買収を勝敗の観点から見るのは同意し難い」と話した。

そして、「外から見ると、“負けたけどよく戦った”と思うだろう(笑)。しかしカカオとプラットフォームに関して合意を引き出したという点に、個人的には満足している」と今回のSMエンタ買収戦の結果について自評した。

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買収戦が終結…証明された“SMエンタ固有の価値”、和解したHYBEとカカオが今後得るもの

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