俳優カン・ジソプが、Netflixのドキュメンタリーシリーズ『すべては神のために:裏切られた信仰』で話題を集めたカルト宗教団体「キリスト教福音宣教会(JMS、通称「摂理」)」の“信者”という噂に対し、「現在は脱退した状態だ」と明らかにした。
カン・ジソプは3月12日、『聯合ニュース』の電話取材に対し「大学生だった1999年から2000年頃、街頭で(JMS信徒が)“聖書の勉強をしないか?”と接近してきた。純粋な気持ちでついて行き、一般的な教会だと思って通うようになった」と伝えた。
続けて、「(チョン・ミョンソクが)自らをメシアだと言い、神格化する雰囲気がおかしいと思い、4~5年前から通っていない」と説明した。
『すべては神のために:裏切られた信仰』は3月3日に配信が始まって以降、JMSなどカルト宗教信者の身分が暴露されるアウティングが続くなかで、同日、オンラインコミュニティにはカン・ジソプがJMS信徒と推測される投稿が急速に広がった。
当該の投稿には、カン・ジソプが2012年3月16日、自身の個人チャンネルに「私の人生メンターになられる先生の誕生日」という文を載せたという内容が含まれた。3月16日はJMS総裁のチョン・ミョンソクの誕生日だ。
過去には、カン・ジソプがとあるバラエティ番組で自宅を公開した当時、クローゼットからJMSと関連したイエス像の額縁が発見されたという疑惑も提起された。
告訴を提起した被害者だけで数百人に達するチョン・ミョンソクの性犯罪事件に対して、作品を通じて初めて知ったという立場も出した。
彼は「Netflixを見てとても驚いて衝撃を受けた。(教会の)なかでこのような話はせず、規模が大きいためカルトだと人々は思わない。本当にこれ以上、被害者がいないことを願う」と伝えた。
1981年生まれの現在42歳で、2005年に『神様、お願い』でデビューしたカン・ジソプは、これまで『ショッピング王ルイ』(2016年)や『素晴らしき、私の人生』(2018年)、『太宗イ・バンウォン』(原題、2022年)、さらには最近放送終了した『台風の花嫁』(原題)など複数のドラマに出演している。
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