本日(3月1日)は韓国で“三一節”と呼ばれる記念日だ。
そんななか韓国史検定能力試験で愛国心を表わしたスターたちが注目を集めている。
まず、Secret出身の歌手チョン・ヒョソンは2013年と2018年に試験を受けて3級を取得した。チョン・ヒョソンは過去にラジオ番組に出演し、「民主化」という単語を誤って使って大きな非難を受けた。
チョン・ヒョソンは当時、謝罪文を2回も発表し、その後はたゆまぬ歴史の勉強で韓国史能力検定試験を受けるなど反省の時期を過ごした。
またチョン・ヒョソンはインタビューを通じて、「自分でも許せなかった。それで韓国史の勉強を始めた」とし、「他人に見せるというよりは、自分自身に堂々としたかった」と反省する態度を見せた。
彼女は個人アカウントを通じて歴史的な記念日ごとに関心を促す文章を掲載し、現在は汚名を返上して“分別のある歌手”と呼ばれている。
I.O.I出身のキム・ソヘは、2020年に韓国史能力検定試験に合格したニュースを伝えて話題を集めた。キム・ソヘは個人アカウントを通じて韓国史能力検定試験認証書を公開。合格等級がなんと「1級」で、大きな注目を集めた。
とある番組でキム・ソヘは「バケットリストのひとつが韓国史能力検定試験合格証を取得することだった。普段から歴史の話を聞くのが好きだ」と述べ、格別な韓国史への愛情を示した。
NCTのドヨンは2021年に韓国史能力検定試験で2級を取得した。
ドヨンは自身のアカウントを通じて合格を知らせ、「恥ずかしくも僕が一人でこっそり試験を受けたことに対して多くの方々が話してくれて、ファンの方が気に入ってくれて何文字か書く。試験を受けた最大の理由はファンの方々だ。僕という人間自体を好きになってくれ、信じてくれるファンの方々がいらっしゃるので、“より良い人になるためにはどんな姿でなければならないのか”という考えが浮かび、自分をあれこれ考えてみて挑戦することにした。これからもっと良い人になる」とし、より良い人になるために韓国史を勉強したという深い本音を伝えた。
2021年には俳優チョ・ビョンギュも韓国史能力検定試験認証書を公開した。
当時、校内暴力の議論に巻き込まれていたチョ・ビョンギュは、加害者だという疑惑に「事実無根」と釈明。疑惑を提起した者に対して法的対応をした。そんな騒動でしばらく休息期を持ったチョ・ビョンギュは、休んでいる間も熱心な勉強を通じて韓国史能力検定試験1級に合格した近況を伝えた。
興味深いのは、韓国史に対して関心を示す外国人タレントもいることだ。
フランス出身のタレントであるファビアンは、韓国暮らし12年目の2021年に、韓国史能力検定試験を受けて1級を取得した。ファビアンはバラエティ番組で「韓国史能力検定試験の準備をしながら抜けていたのが新羅時代だ。花郎(ファラン)の5つの戒律を伝えた。それを世俗五戒という」などと、韓国史への愛を表した。
また別の番組では、「どんな部分が一番難しかったか?」という質問を受け、「丙寅洋擾」と答えた。丙寅洋擾は、1866年にフランス軍が朝鮮王朝のカトリック弾圧に対する報復として江華島(カンファド)に侵入した事件をいう。彼は「フランス人がこういう蛮行を犯したのかという思いで、心が大変だった」と明らかにした。
(記事提供=OSEN)
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