宮脇咲良の誕生日を祝う掲示物が“旭日旗”を連想させると韓国で非難の的に「あまりに非常識だ」

2022年03月01日 話題

IZ*ONE出身の宮脇咲良の誕生日を祝うために設けられた電光板が、韓国で騒動に巻き込まれている。一部デザインが旭日旗を連想させるというのだ。

【写真】宮脇咲良「この時の自分が一番カワイイ」

3月1日、ソウルの三成(サムソン)駅にある地下鉄電光板には、宮脇咲良の誕生日を祝うための電光板が掲示された。電光板には「宮脇咲良、誕生日おめでとう」といった文字や、「0319」という彼女の誕生日を示す数字が書かれていた。

しかしオンラインを中心に、一部のファンが疑問の声を挙げた。

とあるオンラインコミュニティには、その電光板の写真がアップされた「三成駅に設置された宮脇咲良の誕生日電光板」という文章が上がった。それによると、この電光板は中国ファンが用意したものだという。

一部の韓国ネットユーザーは、「三一節が韓国でどんな意味を持つのか知りながら、日本の右翼アイドルを利用して旭日旗デザインの電光板を掲げるなんて非常識だ」と非難した。写真をよく見ると、左下のコマが旭日旗のデザインに見えないこともない。

(写真=オンラインコミュニティ)宮脇咲良の誕生日を祝う電光板

「三一節」は毎年3月1日の韓国の祝日で、1919年3月1日に日本からの独立を目指して行われた運動「三・一運動」を記念した日だ。韓国では毎年、この日に「三一節記念式」が行われている。

そのため「三一節に旭日旗とは」「日本人の広告をなぜ韓国でするのか」「ファンは自分が好きなアイドルが叩かれることを考えなかったのか」といった反応を見せた。

オンライン上で非難の反応が続くと、問題の電光板を発注したと思われるツイッターの宮脇咲良ファンアカウントは、「デザインのコンセプトは漫画のコマだ。皆さんが知らせてくれたことに感謝する。広告主に急いで連絡して変更した」などと解明した。

なお宮脇咲良は日本だけでなく、韓国や中国でも高い人気を誇る。特に韓国ではIZ*ONEの人気メンバーとして知られ、同グループ解散後、宮脇咲良がHKT48を卒業し、日本の所属事務所との契約も終了させたことから、彼女が今後、韓国で活動するのではないかと見られている。

◇宮脇咲良 プロフィール

1998年3月19日生まれ。鹿児島県出身。2011年にHKT48の1期生オーディションに合格し、翌年に正規メンバー16人の1人に抜擢。2014年にAKB48との兼任が発表され、数々のヒット曲に参加した。2018年8月に放送された韓国Mnetのオーディション番組『PRODUCE 48』を通じて、IZ*ONEとしてデビュー。テレビ番組などを通じてたびたびプロ意識の高さを見せ、気配り上手であることも相まってファンの間では“宮脇プロ”と呼ばれるほど。一方で、運動音痴な一面も。

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