西洋男性から精子提供を受け一人きりで出産した日本人タレント 韓国の出産中継バラエティの“出産特派員”に

2025年09月21日 番組

韓国初の出産中継バラエティ『私たちの赤ちゃんがまた生まれました』(原題、TV朝鮮)に、“出産特派員”として合流した藤田小百合が期待を高めた。

【写真】藤田小百合、精子提供で出産したワケ

精子提供を受けて出産した経験を持つ彼女は、「すべての妊婦さんにはそれぞれの物語がある。その物語を知ることができるのは不思議で楽しみ」と語った。

『私たちの赤ちゃんがまた生まれました』のレギュラーシーズンでは、パク・スホンが団長を務める“出産特派員”の一員として、藤田小百合が新たに合流した。

より多様な母親たちの出産ストーリーを通じ、パイロット放送の時よりも大きな感動と面白さを予告する同番組について、藤田小百合は「私が出産したときは孤独だった。未婚の母の出産を助けたい」と、自身の経験が役立つことを願った。

彼女は「韓国に来てもう20年くらいになると思う。当時は外国人が梨泰院(イテウォン)にしかいなかった。でも今は多くの外国人が韓国を愛して旅行にも来るし、韓国語を学んで韓国に住んでいる」と語った。

藤田小百合
(写真提供=TV朝鮮)藤田小百合

続けて「だから国際結婚も増えた。出産をそばで見守りながら助けたい。そしてもう一つ、未婚の母の出産を助けたい。私は出産のとき孤独だった。ほかの人たちは夫と手をつないで来るのに、私は一人だった。寂しくて怖い気持ちがわかるから、ぜひ助けたい」と明かした。

さらに「この世に生まれるということは、誰かが自分を産んでくれたということ。両親がどんなに苦労し、どれほど大変な思いをして出産の準備をし、自分を産んでくれたのかを改めて考えることができる良い機会だと思う」と付け加えた。

新しい命の誕生を記録する出産の現場を直接訪れ、応援と祝福を送り、出産の喜びを伝える韓国初の出産中継バラエティ『私たちの赤ちゃんがまた生まれました』のレギュラーシーズン第2回は、9月23日22時に放送される予定だ。

◇藤田小百合 プロフィール

1979年10月13日生まれ、東京都出身。韓国で活動する日本人タレント。2007年の韓国KBS2バラエティ番組『美女たちのおしゃべり』(原題)でブレイク。その後、韓国で数々のバラエティ番組に出演して広く知られた。40代に突入すると、子宮年齢がすでに「48歳」という診断を受け、自発的に“未婚の母”になることを決意。精子バンクに保管された西洋男性の精子提供を受けて妊娠し、2020年11月に日本で3200gの男児ゼンくんを出産した。

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