Netflixオリジナル『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』で悪役が好評を受けている女優イム・ジヨンが致命的な美しさでカリスマ性を発揮した。
ファッションマガジン『COSMOPOLITAN』は2月22日、イム・ジヨンとともにした最新カットとインタビューを公開した。
写真には、赤や黒が目立つ魅惑的な衣装を着用したイム・ジヨンの姿が。ウエストが強調されたドレスやデコルテ部分が大胆に開いたチューブトップドレスで抜群のプロポーションを誇示した。
撮影後のインタビューでは、『ザ・グローリー』での成功について質問。「正直言って、最初からうまくいくと予想していた。台本がとても面白かったから」と話し始めた。
「ただ一つ驚くべきことは、まだパート2が公開されていないのにこんなに反応が熱いということ。パート2から本当に驚くべきストーリーが繰り広げられる」と答えている。
続けて、自身が演じたパク・ヨンジンというキャラクターをどのように分析したのかを説明し、「とりあえずやるとは言ったが、あまりにも巨大な山のように感じられた。『私からこんな悪い姿を引き出すことができるだろうか?』と思いながら、『できる!おっ、これいいね』と言ったりもした。行ったり来たりしながら結局私が見つけたのは『そのまま私にしよう』ということだった。イム・ジヨンから始めよう。私の声、私が普段使う顔、全部使おう。そうやってキャッチしていったら簡単だった」と打ち明けた。
それとともに、「ヨンジンは欲しいものを手に入れるために努力とうものをしたことがない女」と説明。「ヨンジンは本当に何も知らない。だから罪悪感もない。だからドンウン(演者ソン・ヘギョ)が必死になって上がり、自身を訪ねてきたときも『なんで来たの?あなたがそうやって生まれて、私がこうやって生まれたのが過ちなの?』と考える人」と付け加えた。
また、イム・ジヨンは「作家と話し合ってヨンジンがこうなった理由を探さないようにした。この子はこういう環境の中で生きてきて傷があって、家で虐待されて、精神的に問題があって、そういう理由を探さないように、と。ヨンジンもそうなってしまうという考えをしないようにした。暴力において、そのようなことはないから」とビハインドストーリーも教えてくれた。
併せて「台本を受け取った瞬間から世の中のすべての人がヨンジンを憎んでほしいと思った。殺せなくてやきもきしてほしい。この話ではヨンジンが悪い分だけ、ドンウンの復讐がうまくいくじゃない?最善を尽くして努力した分、ある程度分かってくれているようで、とても嬉しい言葉だ」と豪快に笑った。
最後に「私も今回『校内暴力の被害者たちはこんなに苦しいんだ』と改めて感じた。『ザ・グローリー』を通じて校内暴力の問題が水面上に可視化され、被害者たちを助ける方向に向かってほしい。希望を与えられる作品であってほしい」と強調した。
イム・ジヨンの悪役ぶりが発揮されるドラマ『ザ・グローリー』パート2は3月10日に公開される。
◇イム・ジヨン プロフィール
1990年6月23日生まれ。2011年に女優デビュー。2014年にソン・スンホン主演映画『情愛中毒』で一糸まとわぬ果敢な熱演を見せて、注目を集めた。以降、ドラマ『上流社会』(2015)、『吹けよ、ミプン』『テバク~運命の瞬間(とき)~』(2016)、映画『タチャ ワン・アイド・ジャック』(2019)などに出演。2022年12月公開のNetflix『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』で主人公を苦しめる悪役“パク・ヨンジン”を演じて視聴者に深い印象を残し、注目度が急上昇した。
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