「抜け出すのが相対的に簡単」繰り返される韓国スターのプロポフォール問題

2023年02月09日 話題 #ユ・アイン

とある芸能関係者は、「ほかの薬に比べてプロポフォールは治療目的と言えば、(警察の目を)抜け出すのが相対的に簡単なため、気軽に手を出す。また大きな病院ではなく美容皮膚科などの施術などにもよく使われるので、身近に感じる」とし、「特にスターの場合、職業柄、長い間うつ病や重度の睡眠障害を経験した人が多く、プロポフォールの誘惑により露出しやすいようだ」と耳打ちした。

ユ・アイン

プロポフォールが一歩遅れて麻薬類に分類されたことによる効果もある。

また別の関係者は「10年前までは合法的に購入した薬だと考え、芸能人も深刻に考えていなかった。しかし、最近は取り締まりが強化され、大衆もやはりプロポフォールの誤用・乱用に対する認識が厳しくなり、イメージも悪くなって復帰も難しくなった」と話している。

ユ・アインの場合は、食品医薬品安全処(MFDS)の医師、麻薬類処方、誤用・乱用などの監視強化によって摘発されたケースだ。食品医薬品安全処は、ユ・アインが繰り返しプロポフォールを処方されたことを不審に思い、警察に捜査を依頼したという。

向精神薬は中枢神経系作用物質として誤用・乱用すると、人体に危害が発生することがある。したがって、食品医薬品安全処は該当薬品を医師が処方する際、患者投薬履歴の照会を義務付ける案を推進しており、使用総量を厳しく規制している。ビッグデータを活用した監視も強化する方針だ。

食品医薬品安全処側は「医療用麻薬類処方および投薬ビッグデータ5億5000万件を基に過多処方が疑われる病院などを集中的に取り締まる」と明かした。

◇ユ・アイン プロフィール

1986年10月6日生まれ。韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名になる。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を集めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、さまざまなドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』など、さまざまな話題作で活躍している。

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