俳優ユ・アイン、なぜ“麻薬疑惑”に自ら名前を明らかにしたのか…「不法ではないから」との見方も

2023年02月09日 話題 #ユ・アイン

ユ・アインの所属事務所UAAは2月8日夜、「ユ・アイン氏が最近プロポフォール関連で警察の調査を受けた」とし、「これと関連したすべての調査に積極的に協力しており、問題になる部分については積極的に釈明する予定だ。ご心配をおかけして申し訳ない」と述べた。

ユ・アイン

これは、先立ってTV朝鮮『ニュース9』が韓国トップクラスの俳優が2月6日に麻薬関連違反の疑いでソウル警察庁の調査を受けたという内容を報道したことから始まった。

『ニュース9』は、そのトップ俳優が複数の病院を回りながらプロポフォールを常習投薬した状況がとらえられたと伝えた。向精神薬の流通を監視する食品医薬品安全処が、プロポフォール処方の頻度が過度に多いと警察側に捜査を依頼したという。

警察は常習投薬の有無を確認するため、ユ・アインの体毛を国立科学捜査研究院に鑑定を依頼。またユ・アインに対して出国禁止措置も下した。

その番組ではユ・アインの名前は公開されなかったが、個性的なキャラクターと高い演技力で韓国映画界では“ヒット保証人”と呼ばれていると説明した。以降、オンライン上で何人かのトップ俳優の名前が取り上げられたが、ユ・アイン側が自ら「警察の調査を受けた」と明らかにした。

ユ・アインの所属事務所は、マスコミに資料を配布した後、電話に出ていない。ただし、とある芸能関係者は「警察調査を受けたのは事実であり、報道機関が会社まで直接訪ねてきてインタビューをしたので、明らかにすべき部分があれば透明に明らかにするのが正しいと判断したようだ」という意見を出した。

ユ・アインの所属事務所はメディアとのインタビューで、ユ・アインが健康診断や施術など必要な場合以外はプロポフォールを打っていないと認識しており、投薬回数など詳しい内容は知らないと釈明した。

また別の芸能関係者は、「警察調査を受けたが不法ではないという自信があるので自ら名前を公開したのではないかと思う」と意見を伝えたりもした。

なおユ・アインは現在、Netflix映画『勝負』(原題)、『ハイファイブ』(原題)、シリーズ『終末のフール』(原題)などの公開を控えている。それらの作品に対する影響も注目されている。

◇ユ・アイン プロフィール

1986年10月6日生まれ。韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名になる。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演して活躍している。

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