韓国で1月4日に公開が始まった『THE FIRST SLAM DUNK』は、1カ月余りで観客動員数234万8300人を記録した。これは日本アニメの長編映画歴代ランキングで歴代3位だった『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(218万9110人)を上回る数字だ。
この10日間でボックスオフィス1位を独走しているだけに、歴代2位の『ハウルの動く城』(261万4043人)も追い抜くものと予想されている。
そんな韓国国内の『THE FIRST SLAM DUNK』ブームは、映画館の外でも続いている。
去る1月26日から今月7日まではザ・現代(ヒョンデ)ソウルで、今月10日から22日まではザ・現代大邱(テグ)で『THE FIRST SLAM DUNK』ポップアップストアが行われる。
関係者によると、毎日800~900人ほどが待機登録を通じて入場しているという。自由に出入りした人員を除いても、1万人近くがポップアップストアを訪れたわけだ。これには関係者も「予想より来場される方が多く、安全面に気を遣っている」と強調した。
実際、2月3日に本紙『スポーツソウル』記者が訪問したポップアップストアはまさに人だかりだった。長蛇の列には年次休暇を取って訪問した30代の会社員たちの姿もよく見られた。
記者は午前10時30分に営業が始まるザ・現代ソウルの入口に午前8時頃に到着したが、受け取った番号札は220番台だった。
その後、正午頃に入場が可能となったが、すでに三井寿、宮城、流川楓のグッズは完売状態だった。この日が平日だったことを考慮してもとてつもない人気だ。
映画人気によってふたたびスポットライトが当たったのが原作漫画だ。