取り消し理由については直接の言及がなかったが、VIXXのメンバーであるRAVIの兵役不正疑惑の影響という見方が大半だ。
先立ってVIXXは1月3日にデジタルシングル『Gonna Be Alright』発売し、2019年のデジタルシングル『PARALLEL』以来、約4年ぶりにカムバックした。
2012年のデビューから10周年を迎えた2022年の年末にカムバックの知らせを伝えたので、待ってきたファンにとって大きなプレゼントとなった。
しかしRAVIの兵役不正疑惑の影響で活動に打撃を受けることになり、残念な思いが募る。
RAVIは最近、兵役ブローカーを通じて兵役等級を下げようとしたとして兵役不正疑惑に包まれた。
1月12日、とあるメディアは、“兵役逃れ”の疑いで拘束されたブローカー一味を通じて有名アイドル出身のラッパーがてんかんの診断を受け、兵役等級を不正に調整したと報じた。
報道によると、ブローカーグループはソウルの大型病院の神経科医を指定して依頼人に紹介し、診療予約まで代行していたという。有名アイドル出身のラッパーも、自分たちを通じて兵役を減免されたと広報していたとも。その後、該当ラッパーがRAVIであることが明らかとなり、議論が巻き起こった。
RAVIは2022年5月、KBSのバラエティ番組『1泊2日』シーズン4を、兵役を理由に降板した。その5カ月後の10月に社会服務要員として兵役を始めた。RAVIは当時、「健康上の理由で10月27日に社会服務を通じて国防の義務を果たす予定」と伝えていた。現在も服務中だ。
しかし兵役ブローカーを通じてRAVIの兵役不正疑惑が浮上し、検察と兵務庁の合同捜査チームはRAVIを兵役法違反の容疑で立件。近くRAVIを召喚し、取り調べる予定だ。
これと関連して所属事務所側は、「関連内容が国防の義務と関連したことなので、まず詳細内容を把握した後、詳しく説明するのが道理のようで、現在詳細内容を把握中だ。また今後、本件と関連して要請があれば、いつでも誠実に調査に臨む予定」と公式立場を伝えた。
なお1993年2月15日生まれのRAVIは、2012年にグループVIXXでデビュー。『Chained Up』『ON AND ON』『Shangri-La』などのヒット曲を発売し、2019年にはレーベルGROOVL1Nを設立して活動している。
(記事提供=OSEN)
■【写真】「えっ、そんな理由で?」兵役免除された韓国スター20人