そしてチュウの脱退発表以後、ヒョンジンはファンコミュニティプラットフォームに「頭が痛い。心も痛くて。腹立つ。本当に腹が立つ」とし、「誰よりも今、胸が痛いのはチュウ姉さんだろう。チュウさんをたくさん応援して愛してください」という書き込みを残した。
このヒョンジンのファンへの心境吐露は、ほかのLOONAメンバーたちも同じ気持ちだろうという意味と捉えることができる。
議論が長引くと、チュウは28日、脱退発表から3日ぶりに自身のSNSで直接立場を明らかに。
チュウは「私も一連の状況について連絡を受けたり、知っていたりすることがなく状況を把握しているが、明らかなことはファンの方々に恥ずかしいことをしたことはないということ」と伝えている。
“恥ずかしいことをしなかった”ということは、BlockBerryが明かしたパワハラと暴言はなかったという意味だろう。それとともに「心配してくれて、信じてくださって、とても感謝する」とファンと知人たちに感謝を述べている。
実はチュウはBlockBerryの脱退発表以前、『守ってチュウ』のファンミーティングで「もう私にもどうしようもない。今後、年末頃に記事が出ることで驚いたり慌てるだろうが、熱心に活動する私を…」という趣旨の言葉で涙を見せたこともあった。これは脱退の事実を事前に把握し、ファンを心配して事前に言及したものと解釈される。
結局、BlockBerryの発表とチュウの立場表明によって攻防戦は当面続くものと予想されている現在。チュウが状況を把握したあと、立場を整理すると明らかにしただけに、今後、BlockBerryがどのような対応を取るのかも関心を集めている。
しかし、BlockBerryとチュウの対立の間で、LOONAが守られるかは未知数となってくる。28日にはヒョンジンとビビを除くメンバー9人が、BlockBerryを相手に専属契約効力を停止してほしいという趣旨の仮処分申請を提起したとの報道が出た。
これに対してBlockBerryは「事実無根」としているが、LOONAの中心メンバーだったチュウの脱退に続いて訴訟説まで浮上しただけに、グループが今後、どうなるのか断言できない状況になってしまったことは否めない。
ひとまずチュウは自身の潔白を主張しただけに、今後はBlockBerryとの攻防を円満に終えられるか、LOONAメンバーたちが追加で立場を発表するのかに注目が集まる。
(記事提供=OSEN)
◇チュウ
1999年10月23日生まれ。本名はキム・ジウ。「毎月新しい少女に出会う」というコンセプトのガールズグループLOONA(今月の少女)のメンバーとして2017年12月から活動。ユニット「LOONA yyxy」としてもデビューしている。グループを通じて数多くのヒット曲を生んだことはもちろん、ソロでバラエティ番組やCMに多数出演。愛らしいキャラクターと明るい性格で高い人気を誇る。一方で所属事務所との様々な葛藤がたびたび報じられ、2022年11月にLOONAを脱退した。