物語を彩る彼らの派手なビジュアルは、『犯罪都市』シリーズなどで衣装を担当したナム・ジス衣装監督が手がけたもの。
ナム監督は狎鴎亭で当時流行ったビビッドカラーをはじめ、高級さと派手さなどを基本コンセプトに決めた。そして各自のキャラクターに合わせて派手なカラーと柄のドレスやスーツなど、100着以上の衣装を用意したという。また、キャラクターの性格と俳優に似合う“パーソナルカラー”を調べて各キャラクターのメイン衣装カラーとして活用した。
マ・ドンソクは「特に見た目にこだわったキャラクターだった。今まで撮った映画の中で、最も衣装替えが多かった」と言い、俳優史上最高の“マブリー”(マ・ドンソク+ラブリーを組み合わせた愛称)の誕生秘話を知らせた。
相方のチョン・ギョンホは自らブランドや小物のアイデアを出し、立体的な役作りを手伝ったという。
派手な衣装と小物で仕上がった多彩な魅力を持つキャラクターたちのビジュアルは、『狎鴎亭』で見逃してはならない見どころだ。内面のみならず外見までも完璧な役作りを通じてキャラクターと一体になった俳優たちの変身が、『狎鴎亭』への期待感を高めている。