「成年後見人」とは、病気や精神障害などが原因で判断能力が不十分になった人に代わって、法定代理人の役割などを行う人物を指定する制度だ。後見人は、裁判所が定める範囲内で財産管理や身元保護の権限を持つ。
ユン・ジョンヒの後見人は彼女を保護しながら韓国国内の財産も管理することになるが、ユン・ジョンヒ名義でアパート2棟と多額の預金があるとされる。
先立ってユン・ジョンヒの弟であるソン氏は、アルツハイマー認知症を患ったユン・ジョンヒが娘や夫から放置されていると主張。娘ペク・ジンヒには財産や身元保護と関連して不適切な点があり、最善の後見活動ができていないと主張した。
しかし今回、弟ソン氏の抗告が棄却されたため、2週間の間に最高裁判所に再抗告しなければ、娘ペク・ジンヒが成年後見人として確定される。
2017年にアルツハイマーの診断を受けたユン・ジョンヒは現在、ピアニストの夫ペク・ゴンウや娘と一緒にフランスで暮らしている。
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