同じ年にデビューした元祖韓流スターである俳優ペ・ヨンジュンとリュ・シウォンが結婚後、まったく異なる動向を見せている。
リュ・シウォンは再婚後、本格的に復帰活動を繰り広げており、ペ・ヨンジュンはガールズグループSugar出身の女優パク・スジンと結婚後、芸能界を離れた。
リュ・シウォンとペ・ヨンジュンは1994年から芸能活動を開始したデビュー同期だ。リュ・シウォンはKBSの特別採用タレントとして活動を始め、ペ・ヨンジュンはKBSのドラマ『愛の挨拶』でデビューした。同年にデビューしトップスターに、そして韓流スターとなったリュ・シウォンとペ・ヨンジュン。
しかし2人の俳優はもう同じ道を歩んでいない。
リュ・シウォンは11月13日に初放送されたTV朝鮮の新しいバラエティ番組『浪漫ビバーク集団家出』を通じて久しぶりに視聴者と会った。
2005年頃に日本でデビューしてアルバムやコンサートなどの現地活動を続けたリュ・シウォンは、2012年のドラマ『グッバイマヌル』、2015年のバラエティ番組『疾走本能ザ・レーサー』を最後に韓国活動を中断し、日本活動に集中した。
新型コロナの余波で日本活動ができなかった彼は、2020年のドラマ『霊魂修繕工』に特別出演し、韓国活動復帰を知らせた。2021年も『フリーなドクターM』『ゴルフ王2』などに出演したが、以降は再び活動を休んだ。
今年7月に行われた『OSEN』との単独インタビューでリュ・シウォンは、「今は日本活動も長くしたし、以前よりは余裕があって韓国の放送でもドラマでもバラエティでも、今の状況に合う、自分の年齢に合う良い番組やドラマがあれば、いつでも良い作品で会うつもり」とし、「急ぐつもりはない。私も年齢もあるし、これまで韓国ではドラマもそうだし、多くのことをしてきた。今は“自分がやったらよく似合うだろう”、“これはうまくできるだろう”ということであれば、バラエティであれ、MCであれ、ドラマであれ、やるつもりだ」と伝えた。そんなリュ・シウォンが『集団家出』で再び活動を始めた。
特にリュ・シウォンは2020年、数学講師との再婚を伝えた経緯がある。彼は「妻とは年の差が少しある」と話した。『集団家出』では「結婚して2年半、3年弱になった。それでとても良い時期なので、妻と多くの時間を過ごしている。そのため、たまには自分一人だけの時間や知人や友人たちとの時間が懐かしくもあった」と、出演理由を明らかにした。彼はこの番組にレギュラー出演者として毎週、視聴者に会う予定だ。
一方でペ・ヨンジュンは、静かに芸能界を引退した。リュ・シウォンが久しぶりに放送活動を始めた日、ペ・ヨンジュンの公式ホームページがこれ以上、役割を果たしていないというニュースが伝えられた。ペ・ヨンジュンのホームページが売りに出されたとも報じられたが、実際はドメイン更新をせず、「buy this domain」という管理会社のメッセージが出てきた。
ペ・ヨンジュンの側近は『OSEN』に、「現在、ペ・ヨンジュンは妻パク・スジンや子供たち（兄妹）とハワイに滞在している。育児と家庭生活に専念している」とし、「ペ・ヨンジュンはハワイで家族と静かに生活することに満足している。俳優活動が10年以上中断され、現在事実上、管理できるホームページもない」と話した。
特に側近は「ペ・ヨンジュンが特に話さなかっただけで、（2018年に）SMエンターテインメントに保有していた株式を渡したとき、韓国芸能界から美しい退場をしたわけだ。（俳優としての）引退に他ならなかった」と説明した。
ペ・ヨンジュンはドラマ『若者のひなた』『パパ』『初恋』『裸足の青春』『ホテリアー』などでトップスターの座に上がり、ドラマ『冬のソナタ』で韓流スターに生まれ変わった。日本で爆発的な人気を集めたペ・ヨンジュンは、今も『冬のソナタ』を記憶するファンの愛を受けている。
その後もペ・ヨンジュンは、映画『スキャンダル』『四月の雪』に出演してスクリーンでも活躍し、ドラマ『太王四神記』も大ヒットした。しかしその後、以前のように活発な活動は続けられなかった。『太王四神記』から4年ぶりとなる2011年のドラマ『ドリームハイ』への特別出演が俳優として出演した最後の作品だ。主演作としては2007年のドラマ『太王四神記』が最後だ。
放送はもちろん、映画でもペ・ヨンジュンに会うことはできず、しばらく便りがなかった彼は2015年にパク・スジンとの結婚を発表して大きな話題になった。しかし結婚後も特に活動はなかった。
家族とハワイで過ごしているという近況を伝えたペ・ヨンジュン。それとは対照的にバラエティ番組に復帰したリュ・シウォン。同期の韓流スターのまったく異なる歩みに注目が集まっている。
（記事提供＝OSEN）
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