映画『アジョシ』でウォンビンとも共演した元天子役の女優キム・セロンが、生活苦のためにカフェでアルバイトをしながら過ごしてきたことが明らかになった。
11月4日、所属事務所ゴールドメダリストは本紙『スポーツソウル』の取材に対して「キム・セロンが生活苦のためにアルバイトをしながら過ごした時期があった」と話した。現在は辞めているという。
発端は11月3日に公開されたYouTubeチャンネルの「芸能裏大統領イ・ジンホ」内で、「女優キム・セロンが逸脱した本当の理由」というタイトルの動画が公開されたことだった。
この動画で芸能記者出身のユーチューバー、イ・ジンホは「キム・セロンがカフェでアルバイトをしているという情報提供を受けた」とし、「この間活動過程で集めたお金は事故処理と合意過程、補償金として使ったという」と知らせた経緯がある。
キム・セロンは今年5月、ソウル江南区清潭洞(カンナムグ・チョンダムドン)で飲酒運転をしていたところ、街路樹など数回にわたって衝突。その場を離れようとしたため市民が制止し、警察に逮捕された。採血検査の結果、彼女の血中アルコール濃度は約0.2%で、免許取り消しレベルの0.08%をはるかに上回る数値だった。
ゴールドメダリストはその後、「キム・セロンは明白な誤りに対して深く反省している。事故によって発生した被害に対して最大限の補償を進めている。最後まで最善を尽くして責任を負う予定だ」と伝えていた。
◇キム・セロン プロフィール
2000年7月31日生まれ。9歳から子役として活動を始め、スクリーンデビューとなった2009年公開の主演映画『冬の小鳥』では孤児院に捨てられた少女を熱演。カンヌ国際映画祭に韓国の役者史上最年少で招待された。2010年に公開された『アジョシ』ではウォンビンと共演し、大韓民国映画大賞新人女優賞を最年少で受賞した。現在は実力派女優として多方面に活躍。特に、2019年に韓国で放送されたドラマ『レバレッジ:詐欺操作団』では、凄腕の女泥棒役を見事に演じて魅力的な姿を披露した。
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