韓国映画界のトップスター、ソン・ガンホとイ・ビョンホンが豪華共演を果たした映画『非常宣言』が、2023年1月6日より日本で公開されることが決定した。
本作は、史上初の災害に直面し、なりふり構わない着陸を宣言した飛行機を舞台に、災難に立ち向かう人々を描く航空パニック映画だ。
娘とハワイへ向かう飛行機恐怖症のジェイ・ヒョク(演者イ・ビョンホン)は、空港で執拗にふたりにつきまとう謎の若い男(演者イム・シワン)が同じ便に搭乗したことを知り、不安がよぎる。KI501便はハワイに向け飛び立つが、離陸後間もなくして、1人の乗客男性が死亡。直後に、次々と乗客が原因不明で死亡し、KI501便は恐怖とパニックの渦に包まれていく。
一方、地上では、妻とのハワイ旅行をキャンセルしたベテラン刑事のク・イノ(演者ソン・ガンホ)が警察署にいた。飛行機へのウイルス・テロの犯行予告動画がアップされ、捜査を開始するが、その飛行機は妻が搭乗した便だったことを知る。また、ウイルス・テロの知らせを受けた運輸大臣のスッキ(演者チョン・ドヨン)は、緊急着陸のために国内外に交渉を開始する。
また副操縦士のヒョンス(演者キム・ナムギル)は、乗客の命を守るため奮闘するが、飛行を続けるタイムリミットが迫り、“非常事態宣言”を発動。
しかし機体はついに操縦不能となり、地上へと急降下。見えないウイルスによる恐怖と墜落の恐怖。高度1万m上空の愛する人を救う方法はあるのか——。
妻を救うため、地上から飛行機テロを解決しようと奔走するベテラン刑事のク・イノを演じるのは、『パラサイト半地下の家族』『ベイビー・ブローカー』など数々の大ヒット映画に出演し、第75回カンヌ映画祭で韓国人初となる主演男優賞を獲得した名優ソン・ガンホ。そして娘の治療のため、飛行機に乗り合わせた乗客ジェイ・ヒョク役を、『G.I.ジョー』シリーズ、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などハリウッドにも進出し、近年では『イカゲーム』のカメオ出演で話題となった韓国を代表するトップスターのイ・ビョンホンが演じる。
韓国映画界を牽引する大物俳優の2人が、地上と上空でそれぞれが愛する人のために奮闘する姿を描いた航空パニック作品となっている。
ほかにも『殺人者の記憶法』などに出演し、カメレオン俳優として名高いキム・ナムギル、『シークレット・サンシャイン』などで知られる実力派女優チョン・ドヨン、ドラマ『ミセン-未生-』のイム・シワンなど、豪華キャストが集結した。
また韓国での公開前に実施されたVIP試写会には、BTS(防弾少年団)のJIN、『イカゲーム』の主演イ・ジョンジェ、BIGBANGのT.O.Pが出席するなど、各界で話題沸騰中の作品となっている。
今回解禁となったティザービジュアルには、急降下する機内の衝撃の様子が映し出されている。機内は全てがひっくり返り、乗客もろとも混乱の渦に。天井に打ち付けられ、悲鳴を上げる人々、そしてコピーにある「高度28,000フィート仁川発KI501便バイオテロ発生」の文字が想像を絶する物語を予感させる。
■悪質な低評価による“逆口コミ”に屈せず…『非常宣言』150万人突破
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