JYJ出身の俳優パク・ユチョン、7年ぶりの主演映画が10月公開決定…“麻薬問題”の有罪判決から3年

2022年09月14日 映画 #パク・ユチョン

麻薬の容疑で有罪判決を受けたJYJ出身の俳優パク・ユチョンがスクリーンに復帰する。主演映画は7年ぶりだ。

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自主制作映画『悪に捧げ』(原題、監督キム・シウ)が10月の韓国公開を確定させ、パク・ユチョンのメインポスターが披露した。

映画『悪に捧げ』は、一瞬にしてすべてを失った男テホンと、最初から失うものがなかった女ホンダンという奈落の底で互いの人生に向き合った2人の物語を描いたハードボイルド作品。

同作は、2021年にラスベガス・アジアン・フィルム・アワードで最優秀主演男優賞をはじめ、フランスのBCIFFで脚本賞、スウェーデンのBIFFで脚本賞、監督賞、作品賞を受賞し、海外有数の映画祭から期待と関心を集めた作品でもある。

俳優パク・ユチョンは2014年に公開された映画『海にかかる霧』以来、7年ぶりとなる主演作でスクリーン復帰する。今回の映画でパク・ユチョンは、財閥企業の婿であり、成功した医師だったが、一瞬にしてすべてを失った男テホンに扮する。

これまでドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』『屋根裏部屋のプリンス』『匂いを見る少女』などで感性的なメロドラマで頭角を現した彼が、はたして今回の作品でどんな演技を見せるのか、期待を集めている。

また、悲しい事情を隠している女ホンダン役は、俳優イ・ジンリが引き受け、パク・ユチョンと共に世の中の終わりに向かい合った恋人役を演じる。ここに映画『境界人』『ジャンロン』(原題)などを演出したキム・シウ監督がメガホンをとり、期待を加える。

映画『悪に捧げ』ポスター

公開されたメインポスターは、橋の上でどこかを凝視するパク・ユチョンの姿が目を引く。ポマードのヘアスタイルとスーツ姿だ。全体的な雰囲気は、一瞬にして奈落の底に落ちた一人の男の切実さが表現されている。

特に「気をつけろ、怖がるのが一番安全だ」というコピーは、シェイクスピアの戯曲『ハムレット』に登場する名台詞で、奈落の底に落ちて周囲の人々から数多くの懐柔と脅迫に苦しまなければならなかったテホンの状況を盛り込んでいるようだ。

パク・ユチョン主演の映画『悪に捧げ』は、来る10月に韓国で公開される予定だ。

◇パク・ユチョン プロフィール

1986年6月4日生まれ。小学校高学年からデビュー前までアメリカで生活。2004年に東方神起のメンバーとしてデビュー。グループ脱退後、ジュンス、ジェジュンとともにJYJを結成。歌手として活躍する一方で、ドラマ『成均館☆スキャンダル』『ミス・リプリー』『屋根部屋のプリンス』などを通じて俳優としても高く評価された。2019年、麻薬を使用した容疑で懲役10カ月、執行猶予2年の判決を受けた。

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