「エセ宗教団体で11年間労働搾取」未成年母親が韓国テレビ番組で衝撃告白「学校には一度も…」

2022年09月12日 テレビ

MBNのバラエティ番組『大人は知らない、高校生ママパパ2』(原題、以下『高校生ママパパ2』)に出演したキム・ダジョンさんが、暗鬱だった過去を乗り越えて3歳の子どもを育てる日常を告白した。

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韓国で9月13日22時20分から放送される『高校生ママパパ2』第15回では、19歳で母親になったキムさんの辛い事情を聞いた3人のMCの驚きと怒りを禁じえない姿が見られる。

「平凡な日常生活も困難なほど…」

この日、スタジオに登場したキムさんは「今日初めて制服を着た」とし、「一度も学校に通ったことがないから、“高校生の母親”というより“10代の両親”と表現する方が正しい」と自己紹介した。

また、「勉強したことがないので足りないことも多いが、どうにか頑張って生きようとしている」とし、「(高校生ママパパに対する)偏見を捨てて、見守ってほしいという気持ちで出演を決心した」と伝えた。

この言葉を聞いたMCのパク・ミソン、ハハ、イン・ギョジンとスペシャルゲストのオ・スンウンは温かくキムさんを迎え、彼女の話に耳を傾けた。

再現ドラマを通じて明かされたキムさんの過去は、実話とは信じられないほどに恐怖で衝撃的なものだった。

なんとキムさんは、“エセ宗教団体”で11年もの間、一度も正規教育を受けずに労働搾取される人生を生きてきたというのだ。

それからようやく自立することになったキムさんだが、SNSを通じて知り合った男性と交際した後、18歳で妊娠することになった。

すると、男性はキムさんから妊娠の事実を告白されると、「お前、女性が避妊もしないのか?」と“逆ギレ”した。これにはMCたちも「いったい何を言っているんだ?」と怒りをあらわにした。

『高校生ママパパ2』制作陣は、「キムさんは現在も平凡な日常を生きていくことが困難なほど、対人関係において不安と恐怖症を抱いている。宗教団体で搾取され、19歳でたった一人で息子を産みながらも、誰よりも責任感を持って3歳の息子を育てている。勇気をもって世の中にでてきたキムさんの人生を、視聴者の方々も暖かく応援してくださるとありがたい」と明らかにした。

(写真=MBN)

若くして親になった10代のママ、パパのリアルな日常、世の中とぶつかりながらも成長する姿を盛り込んだ『高校生ママパパ2』第15回は、9月13日22時20分から韓国MBNで放送予定だ。

(記事提供=OSEN)

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