タレントのパク・スホンの実兄パク氏が拘束の危機に直面している。
【注目】パク・スホン、実兄が裏で契約した8つの生命保険の受取額とは
9月9日、韓国の法曹界によると、ソウル西部地検は7日、特定経済犯罪加重処罰法上横領の疑いで、パク氏の事前拘束令状を請求した。
検察は30年間にわたってパク・スホンのマネジメントを担当してきたパク氏側に、法人資金横領および出演料精算未履行、各種税金、費用転嫁などの疑いがあると判断したと伝えられた。
先立ってパク・スホンは2021年4月、自身のマネージャーの役割をしてきた実兄夫婦がマネジメント法人を設立し、収益を一定比率で分配するとしたが、これを守らなかったとし、検察に告訴状を提出した。
またこれとは別に、実兄夫婦が30年間にわたって出演料を横領したとし、86億ウォン(約8億6000万円)の損害賠償請求訴訟も提起。その後、パク・スホンは個人の通帳から無断でお金を引き出した事実も確認したとし、損害賠償請求額を116億ウォン(約11億円6000万円)に増やしたりもした。
そして6月、パク・スホン兄弟の訴訟を扱ったMBCの番組『実話探査隊』(原題)は、パク・スホンの名が8つの死亡保険に加入しており、受取人の兄と兄嫁が株式を100%持っている会社だと伝え、衝撃を与えたこともあった。
パク・スホンは同番組で、「私が兄と兄嫁を私のために犠牲にし、大切にしている人々を疑って通帳を見せてほしいということが、罪を犯しているようだった」とし、「ところが蓋を開けてみると、そのまま死ななければならないのではという考えしかできなかった」と心情を伝え、兄を告訴することになった事情を明らかにしている。
なおパク氏の拘束可否は、秋夕連休(チュソク、旧暦8月15日。2022年は9月9~12日)以後に決定される。拘束前被疑者尋問(令状実質審査)は、来週頃に開かれる予定だ。
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