KARA出身ク・ハラさんの遺産裁判、実兄側が一部勝訴も…20年間連絡しなかった母親も相続

2020年12月21日 話題 #KARA

日本でも人気を博したKARA出身の故ク・ハラさんの実兄が、母親を相手に提起した相続財産分割審判請求訴訟で一部勝訴した。

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12月21日に実兄ク・ホイン氏側のノ・ジョンオン弁護士が発表したところによると、裁判所は1審でク・ハラさんの遺族の寄与分を20%に定めると判断を下した。

裁判所は、父親が約12年間一人で養育したことを未成年である子供に対する扶養義務履行の一環と見ることができない点、母親が約12年間、ク・ハラさんと面接交渉しておらず、父親が面接交渉を妨害した状況も見えない点などを土台に、上記の決定を下した。

これによってク・ハラさんの遺族と実母は、本来の5:5で遺産を分割するのではなく、6:4で遺産を分割することとなった。ただ、まだ“ク・ハラ法”が通過していない時点から見れば、一歩進んだ判決だというのがノ弁護士の説明だ。

(写真=ク・ホインSNS)

その一方で、ク・ハラさんの遺族側は「裁判所がこのような事情を最大限に尊重するとしても、ク・ハラ法の改正がない限り、子供を捨てた親に対して完全に相続権を喪失させるという判断は、現実的に不可能に近いほど難しい。私たちはク・ハラ法の通過のために停止せず、最善を尽くす」と伝えた。

ク・ハラさんは2019年11月24日、享年28歳でこの世を去った。その後、20年間、連絡のなかった実母ソン氏が突然現れ、ク・ハラさんの遺族に遺産相続を要求した。ク・ハラさん側はソン氏を相手に相続財産の分割審判請求訴訟を提起した。

また、養育義務を怠った親の相続を制限する内容の“ク・ハラ法”制定のための立法請願を行った。

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