第75回カンヌ国際映画祭主演男優賞受賞作『ベイビー・ブローカー』が、第47回トロント国際映画祭及び第70回サン・セバスティアン国際映画祭をはじめとする国内外有数の映画祭の公式招待を受け、全世界の観客の耳目を注目させている。
【写真】『ベイビー・ブローカー』出演IUの“キスマーク投稿”
是枝裕和監督作品の『ベイビー・ブローカー』は、ベイビーボックスをめぐって関係を結ぶことになった彼らの予期せぬ特別な旅程を描いた映画だ。
同作の主演俳優を務めたソン・ガンホは、韓国俳優として初めてカンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞した。
『ベイビー・ブローカー』は、9月8日から18日まで開催される北米最大規模の映画祭であるトロント国際映画祭において、毎年全世界の監督たちの注目すべき新作を紹介するスペシャルプレゼンテーションセクションに招待され、映画に対する冷めない関心を立証している。
また、来月16日に開幕し、スペイン語圏で最も長い歴史と権威を誇るサン・セバスティアン国際映画祭では、現地で公開されていな作品のうち、今年最高の長編映画を上映するパールラックセクションに招待され、さらに話題を集めている。
このため、是枝監督はトロント国際映画祭とサン・セバスティアン国際映画祭、ソン・ガンホはトロント国際映画祭に参加して公式日程を消化し、全世界の映画ファンに会う予定だ。
このほかにも、第69回シドニー映画祭閉幕作選定、第39回ミュンヘン国際映画祭最高賞を受賞して全世界を暖かく染めている『ベイビー・ブローカー』は、ニュー・ホライズンズ国際映画祭(7月21~31日)、エルサレム映画祭(7月21~31日)、メルボルン国際映画祭(8月4~21日)、オーストラリア韓国映画祭(8月18~21日)など数多くの海外映画祭で招待上映されたことがある。
『ベイビー・ブローカー』への関心はこれにとどまらない。是枝監督は9月30日に開催される第27回春史(チュンサ)大賞映画祭で、昨年に新設された国際監督賞の受賞者に選ばれ注目を集めている。
それだけでなく、9月16~18日にかけて行われる第11回原州(ウォンジュ)女性映画祭の開幕作に選ばれ、映画に対する関心を改めて実感させる。
なお、『ベイビー・ブローカー』は9月22日のイタリアを皮切りに、10月28日にはポーランド、12月7日にはフランスなど欧州各地で公開予定であり、全世界の関心が高まっている。
このように国内外有数の映画祭招請及び受賞の朗報を伝えている『ベイビー・ブローカー』は、国籍を飛び越えたメッセージと余韻でグローバルな興行の熱気を継続すると展望されている。
(記事提供=OSEN)
前へ
次へ