『ベイビー・ブローカー』出演の女優イ・ジウン(IU)に人種差別?仏インフルエンサーが謝罪

2022年05月27日 話題 #IU(イ・ジウン)

歌手兼俳優IU(イ・ジウン)に人種差別をしたとの疑惑を受けたフランスのインフルエンサーが謝罪した。

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5月27日、とあるフランスのインフルエンサーは自身のインスタグラムストーリーに「本当に申し訳ない」と謝罪映像を公開し、IUのアカウントをタグ付けした。

彼女は映像で「今日のレッドカーペットであった出来事について謝罪する」とし、「私はレッドカーペットで誤って彼女を押した。私はまったくそうするつもりはなかった。本当に申し訳ない。心から謝罪したい」と頭を下げた。

肩を強くぶつけて通り過ぎる

この日、IUは映画『ベイビー・ブローカー』(是枝裕和監督)がカンヌ国際映画祭に公式招待されたことでレッドカーペットを踏み、カンヌデビューを果たした。しかしカンヌ映画祭の公式YouTubeを通じて公開された生中継映像で、とある女性がIUを強く押して通り過ぎるシーンが収められ、議論になった。

(画像=Instagram、YouTube)肩をぶつけられたIU(右)

その女性は背を向けたまま、じっと立っているIUの横を通り過ぎる過程で肩を強く押し当て、ぶつけられたIUはすぐに照れくさそうに笑顔を作った。

映像でIUを押した女性は、フランスのビューティーインフルエンサーで、これを見たファンらは、その女性がIUに人種差別をしたと主張した。西洋では個人主義の傾向が強く、お互いの身体接触を嫌がるだけに、十分に避けたり、了解を求められたりする状況でIUの体が前方に傾くほど強く押しつけたのは、故意性が多分にあったという意見が注目された。

特に、この女性は謝罪映像を公開した直後、「それは誤解だ」「ぼんやりしていただけ、誰にでも起こり得ること」「彼女を知らないのに人を判断してはならない」など、自分を擁護する知人のコメントを引用してアップしたかと思えば、IUの歌をBGMで使う映像を公開したりした。

それに対してIUのファンらは「IUがフォロワー2600万人のスターではなかったら謝ったのか」「常識的に誰かとぶつかったのなら謝罪を先にしなければならない」「関心を集めようとしている」「私もされたことがあるが、人種差別で間違いない」など批判の声を上げている。

なおIU=イ・ジウンが出演する映画『ベイビー・ブローカー』は韓国で6月8日に、日本で6月24日に公開予定だ。

(記事提供=OSEN)

◇IU プロフィール

1993年5月16日生まれ。韓国・ソウル出身。2008年にソロ歌手としてデビューした。芸名のIU(アイユー)は“I”と“YOU”の合成語で「あなたと私が音楽で1つになる」という意味が込められている。女性ソロ歌手としてトップに君臨しつつ、女優業も並行。2011年のドラマ『ドリームハイ』で連ドラ初出演&初主演を果たし、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』などで主演を務めた。女優業は本名の「イ・ジウン」で行う。

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