国民的女優として愛されるも突然この世を去ったチェ・ジンシルさんと、元読売ジャイアンツ投手の故チョ・ソンミンさんの娘であるチェ・ジュンヒが、母への思いを綴った。
チェ・ジュンヒは8月2日、自身のSNSに直筆の文章を共有した。まもなく発売されるエッセイに収録される文章だという。
その文章のタイトルは「マメ(肉刺)の中いっぱいの恨みたち」だ。彼女は「神様、なぜでしょうか。美しく残忍な世の中は、悲しむ者を守ってくれないのでしょうか。我が家には十字架がこんなにも多いのに、布団を口の中に押し込んで毎日泣きながら讃美歌を歌っても、なぜ私の母は帰ってこないのでしょうか」と書いた。
彼女の母親であるチェ・ジンシルさんは、2008年に突然この世を去った。チェ・ジュンヒがまだ5歳のときだ。そんな母を思う気持ちを込めた文章なのだろう。
またチェ・ジュンヒは文章を書くとき、散文集と詩集からインスピレーションを得ると明かした。ファンに「文章を書くとき、どこからインスピレーションを得るのか」と聞かれたチェ・ジュンヒは、「本屋に行って本を大量に買うのが好きだ。主に散文集と詩集を見る。もともとは詩ばかり書いていたが、最近は散文集に夢中になってしまった」と答えた。
なおチェ・ジュンヒは今年5月、亡き母と同じく女優デビューするために契約していた所属事務所との専属契約を解除した。現在は作家デビューを控えている。
◇チェ・ジュンヒ プロフィール
2003年3月1日生まれ。母は韓国の国民的女優だったチェ・ジンシルさんで、父は読売ジャイアンツでもプレーしたプロ野球選手チョ・ソンミンさん。両親は2000年に結婚したが、2004年に離婚。その後、母チェ・ジンシルさんは2008年に、父チョ・ソンミンさんは2013年にこの世を去っている。2022年2月にY-BLOOMエンターテインメントと専属契約を結び、母親と同じく女優として活動するとされたが、同年5月に契約解除となった。
■妻はトップ女優…元巨人の“悲運の韓国人投手”チョ・ソンミンとは
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