金大中元大統領時代の実話がベースに、『パラサイト』イ・ソンギュン×ソル・ギョング共演の衝撃作

2022年06月01日 映画 #韓国映画

韓国が誇る名優ソル・ギョングと、『パラサイト 半地下の家族』のイ・ソンギュンが共演し、先日発表された第58回百想(ペクサン)芸術大賞で最優秀男性演技賞、監督賞、男性助演賞の3冠受賞を果たした話題作がついに日本に上陸する。

【画像】韓国の大統領夫人が犯罪者のように逃走…数々の疑惑

邦題『キングメーカー 大統領を作った男』(原題『キングメーカー』)とし、8月12日よりシネマート新宿ほかにて全国順次公開される。併せて日本版ポスタービジュアルが解禁となった。

今年3月に実施された韓国・大統領選挙では、保守系の最大野党のユン・ソギョル(尹錫悦)氏が当選し、5年ぶりの政権交代が話題となったが、最高権力の座を目指して政治家たちが激突し、負ければ汚職行為を問われて刑務所入りになることもあるのが韓国の国政選挙。

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本作は、まさに生き馬の目を抜く苛烈な大統領選を描いた衝撃作。『KCIA南山の部長たち』など、韓国映画界が得意とするポリティカル・サスペンスの真骨頂であり、2人の男たちのドラマが韓国政界の深すぎる闇を暴き出す。

光の当たる表の存在として、民衆の希望となる国会議員キム・ウンボムを演じるのは名優ソル・ギョング。本作では、実際の政治家の演説シーンを参考にしながらも、自身ならではのキャラクターを模索し、その類まれなる存在感で、前年の『茲山魚譜 チャサンオボ』に続き、2年連続で百想芸術大賞の最優秀男性演技賞を受賞した。

一方、同じ理想を追いかけながらも、ウンボムの影となり、力を尽くすソ・チャンデに扮するのは『パラサイト 半地下の家族』のイ・ソンギュン。彼は第92回アカデミー賞を沸かせた『パラサイト 半地下の家族』以降、スクリーン復帰作として本作を選び、誰よりもお互いを必要としながらも、決定的なところで混じり合わない2人の複雑な関係を熱演している。

監督を務めたのは、ソル・ギョングが主演した『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』の俊英ビョン・ソンヒョンだ。本作を歴史の重みを感じさせる本格派の政治映画として描き新境地を開拓し、その才能の奥深を見せつけている。

そして今回解禁となった日本版ポスターには、“世界を変えるため、大統領を目指した男には、存在も名前も知られていない「影」として生きた選挙参謀がいたー”というコピーとともに、ソル・ギョング演じるキム・ウンボムと、イ・ソンギュン演じるソ・チャンデ、運命共同体ともいえる2人が光と影を表すかの如く背中合わせに配されている。

本作で描かれるエピソードの多くは、日本とも縁の深い第15代韓国大統領、キム・デジュン(金大中)と、彼の選挙参謀だったオム・チャンノク(厳昌録)による実話をベースにしており、「まさか!」と思うような展開も、現実にあったことに驚かされるはずだ。

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